【オオカミ】がカワイイ! 英語絵本6選

犬の親戚、オオカミ。同じイヌ科の仲間でありながら、物語の中では犬とは大違いの扱いを受けることの多い動物です。

今回は、そんなオオカミの英語絵本のご紹介です。

「3匹の子豚」「オオカミと7匹の子ヤギ」「赤ずきん」などなど、童話でも悪役といえばオオカミが定番ですが、最近はどんな絵本があるでしょうか?


オオカミの英語絵本 おすすめ6選

日本語版が出ているものは日本語タイトルも記載しています。また、読み聞かせの難易度を3段階(★~★★★)で示しています。

Help! The Wolf Is Coming! おおかみだあ!

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「実際にオオカミが近づいてくる本」です。
本を傾ける、ひっくり返す等をしてオオカミを追い払うように指示が出ます。

tilt the book(本を傾けて)” のような指示が繰り返されます。次のページではオオカミが転がり落ちる絵が描いてあったり、参加型の楽しい絵本です。本を動かしたりページをめくったりするのは子供にやらせてあげると盛り上がりそうです

1ページにつき短めの1~2センテンス。本文も20ページくらいのすぐに読める絵本なので、ちょっとだけ読み聞かせをしたい時にもいいですね。

タイトル
Help! The Wolf Is Coming!
日本語タイトル
おおかみだあ!
作者
Cédric Ramadier (著), Vincent Bourgeau (イラスト)
難易度
★☆☆

Wolf Won’t Bite!

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野生のオオカミをとらえた3匹の豚。首にリボンを巻いたり背中に乗ったり、どんなことをしてもおとなしいオオカミ。決して攻撃してこようとはしません。

豚たちの “I can…” というフレーズ、そして “…but wolf won’t bite.” が何度も繰り返されます

豚とオオカミが仲良く遊ぶ内容かと思いきや、そんなことはなかったです。豚たちが結構ひどいです。そりゃあ最後はそうなるよ……という感じ(笑)
一応、豚はこの本では悪役にあたるのかな? でもそんな豚たちもEmily Gravettのイラストゆえにかわいいなと思ってしまいます。

相変わらずEmily Gravettの絵本は「本」全体を使って楽しませてくれます。電子書籍でなく紙の絵本で堪能したい絵本です。ページをめくることの楽しさを子供は覚え、大人は思い出すのではないでしょうか。

タイトル
Wolf Won’t Bite!
日本語タイトル
作者
Emily Gravett (著, イラスト)
難易度
★☆☆

Use Your Imagination

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退屈しているウサギさん。そんなとき、オオカミが現れ「お話を作る」ことを提案します。主人公は誰で、どんな服を着て、どこで起こるお話なのか。2匹は想像力を働かせます。途中でオオカミのたくらみに気づいたウサギは……?

「オオカミさん、どうしてそんなに耳が大きいの?」「お話を聞くためだよ」……赤ずきんちゃんを彷彿とさせるやりとりからスタートします。主人公は自分がいいとウサギが言い、ためしに衣装として赤ずきんを身に着ける場面もあります。

物語の要素を決めるときに、オオカミがウサギに言う “Use your imagination!” は何度も繰り返され、またこの絵本全体における大切なキーワードでもあります

やっぱりオオカミが攻撃をしかけ、ウサギが逃げ回って……という流れになりますが “imagination” で一枚上手なのはウサギの方。最後はちょっとした仕掛けもありますよ。

タイトル
Use Your Imagination
日本語タイトル
作者
Nicola O’Byrne (著, イラスト)
難易度
★★☆

A Wolf’s Tale

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誰もが知る童話「3匹の子豚」。あのお話に出てくるオオカミは、この絵本のオオカミのひいひいひいひいおじいちゃんだそうです。あれはとても悪いオオカミだったけど、今日は自分の話をするよ。そう言って、オオカミは話を始めます。よく見ると、話し相手のシルエットはオオカミではないようですが……?

先祖の悪いオオカミとは違い、こちらはやさしいオオカミのお話です。昔とは違い、子豚たちと仲良くなろうとしています。重たいプレゼントの箱を抱え、目的の子ブタ達の家を探すオオカミ。でも、みんな警戒して教えてくれません。どうにか辿り着いた家の前でもドアを開けてもらえません。

ページごとの街のイラストがジオラマのようで、なんともワクワクします。そこに住む子豚たちの様子や、あちこち駆け巡るオオカミの描写もかわいらしいです。

オオカミを追い返す際に繰り返し出てくる “Not by the hair of my chiny-chin-chin!” は「3匹の子豚」のセリフですね。とくに深い意味はありません。何度も読むうちに「ぜーったい、だめー!」というのを雰囲気でつかみ取れるようになると思います

出かける前にいそいそと準備するオオカミのポーズはどれもコミカルで、私はそのページがお気に入りです。イラストのタッチも話の内容も微笑ましい絵本です。

タイトル
A Wolf’s Tale
日本語タイトル
作者
Eva Montanari (著)
難易度
★★★

Find the Wolf

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ページをめくるたびに、次のイラストが見えるように穴の空いた仕掛け絵本。仕掛け自体の作りはシンプルですが見せ方はとても凝っていて面白い!

例えば、”Are those his ears?” と書いてあるページ。穴からはのようなものが見えますが、ページをめくると木の先端部分でした! という答えが分かるようになっています。

“Are those his ○○?” の繰り返しで体の名称も色々覚えられそうです。人間にはない”paws” “tail” といった単語も出てきますよ。

オオカミは最後の最後に現れますが、実はそれまでのページにもシルエットや足跡はうっすら登場しているんです。最後まで読んだら、もう一度じっくり探してみてくださいね。

タイトル
Find the Wolf
日本語タイトル
作者
Agnese Baruzzi (イラスト), Carly Blake (著)
難易度
★☆☆

From Wolf to Woof! オオカミから犬へ! 人と犬がなかよしなわけ

「この本に惹かれない子供はいないはず」と、ニューヨークタイムズでも取り上げられた絵本。

犬の祖先はオオカミ。今では人間と犬はなかよく暮らしていますが、昔はどうだったのでしょう? どのようにしてオオカミとヒトは仲良くなれたのか、お互いどんな出会いやメリットがあったのかを描きます。

「犬がかわいくて仕方ない」「祖先であるオオカミも好き!」という人は大喜びしそうな一冊。正直文章は多めで、英語で読むのは慣れていないとちょっと大変です。でも、絵がとても素敵なので紹介することにしました。子供への読み聞かせ用というよりは、ある程度英語を読めるようになって「自分で読む」用に買ってあげるのをおすすめします

オオカミと人間の子供が仲良くなる瞬間の絵があるのですが、そのオオカミの表情が本当にカワイイ!!

それにしても、”From Wolf to Woof!” というタイトルの付け方、勢いがあっていいですね~。

タイトル
From Wolf to Woof: The Story of Dogs
日本語タイトル
オオカミから犬へ! 人と犬がなかよしなわけ
作者
Hudson Talbott (著, イラスト)
難易度
★★★

翻訳版

「興味はあるけどどうしても英語では難しい!」という場合は、とりあえず日本語で読んでみてください!

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オオカミ=悪役?

オオカミが活躍する英語絵本をご紹介しました。基本的にはいつの時代も、どこの国でも、イヌとは違い「コワイ動物」としての記号になっていると感じます。

個人的に、オオカミが悪役として「最後にボコボコにされる」系の話は好きではないので、悪役であっても「まあ、笑える」程度のカワイイ絵本をピックアップしたつもりです。なかなか探しづらかったです。

また、こういった「まとめ」では犬やキツネと一緒されて紹介されることも多いようですが、個人的にオオカミはオオカミとして好きなのであえて分けました。「探しづらいから一緒にしないで!」という、私のような思いを持っていた方のお役に立てたなら嬉しく思います。

イヌやキツネの出てくる英語絵本が知りたいという方は、こちらの記事も見てみてくださいね。↓


他の動物が出てくる英語絵本も見てみたい、という方はこちらから探してみてください。


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