【YLE(ヤングラーナーズ】はケンブリッジの英語検定!特徴やレベルを詳しく解説します。

英語の資格と言えばパッと思い浮かぶのは英検やTOEFL、TOEICだと思いますが、ケンブリッジ英語検定も有名です。子供用もあるので見てみましょう!


ケンブリッジヤングラーナーズ英語検定 (YLE)とは

ケンブリッジ英語検定は、ケンブリッジ大学英語検定機構が作っているテストです。

レベルによって試験の種類が分かれていて、レベルは上からこんな感じです。

  • CPE : Certificate of Proficiency in English (CEFR C2)
  • CAE: Certificate of Advanced English (CEFR C1/C2)
  • FCE: First Certificate in English (CEFR B2)
  • PET : Preliminary English Test (CEFR B1)
  • KET:Key English Test (CEFR A2)
  • YLE : Young Learners English (CEFR Pre A1/A1/A2)

右側に記載しているCEFRナントカというのは英語のレベルです。セファールと読みます。

例えば英検1級のCEFRレベルはB2~C1です。

今回紹介する「ケンブリッジヤングラーナーズ英語検定 (YLE)」はこのCEFRレベルがPre A1/A1/A2の人、つまり初級レベルの試験です。

ケンブリッジ英語検定の公式ページはこちら。
https://www.cambridgeenglish.org/jp/

※2018年から各試験の名称が変更されました。今後KET、PETなどの略称は段階的に廃止されます。
この記事では、その時までに「YLE」として括られていたものをまとめて紹介するので、あえて古い名称で紹介しています。

各試験の新名称はこちらで確認してみてください。
https://www.cambridgeenglish.org/jp/news/view/rebranding-exam-names/

特徴

対象者

YLEは目安として6~12歳が対象ですが、制限として設けているわけではないので誰でも受験できます

レベルとしては「英語学習を始めたばかり」という人向けです。

単純に初級者用のテストというだけでなく、子供が試験そのものを楽しんで進めることができるよう配慮された問題形式・トピックとなっています。

レベル

さて、実はこのYLEはもう一段階レベル分けがされています

上級から順に、

  • Flyers(A2 Flyers)
  • Movers(A1 Movers)
  • Starters(Pre A1 Starters)

となっています。カッコの中は新名称です。

どれを受けたらいいのか分からない場合は、ここのレベルチェックテストでざっくり判定してくれます。
https://cambridgecentre.jp/exams/test-your-english/

この時点で全問正解するようなら、むしろYLEは受けなくてもいいと思います。

(ここでは紹介しませんが)KETとかPETとかをおすすめします。

合否

合否判定はありません。

結果は「成績証明書」という形で3~4週間後に届きます。

各技能の最高スコアは5で、それぞれどのくらいできたかが記載されています。

内容

レベルにかかわらず「読む・聞く・書く・話す」の4技能をテストします。

テストの構成は以下の通りです。

  • Flyers
  • Listening:25問(25分)
  • Reading & Writing:44問(40分)
  • Speaking:7-9分
  • Movers
  • Listening:25問(25分)
  • Reading & Writing:35問(30分)
  • Speaking:5-7分
  • Starters
  • Listening:20問(20分)
  • Reading & Writing:25問(20分)
  • Speaking:3-5分

問題文はすべて英語です。

回答方法はマークシートではありません。

多肢選択式のものも一部ありますが、イラストの中に線を引いたり、数字や名前を書き込んだりする問題が多いです。


サンプルを見てみよう

ここからテストサンプルを閲覧できます。

3つ並べましたが、どのレベルのページから行っても「Free: Paper-based sample test」からダウンロードできるPDFは同じものです。

Starters・Movers・Flyersの問題が1つのPDFにまとめられています。

ワードリストのPDFやスピーキングテストの様子などは、レベルごとにページが分かれています。ページの作りが分かりにくいので何とかしてほしいですね。

リスニング

リスニングの音声はすべて2回流れます。

※カッコの中は、それが出題されるレベルです。
(S=Starters / M=Movers / F=Flyers)

  • 指示に従って線を引く問題(S / M / F)
  • イラストと単語を線で結びます

    Tomがどんな人かが音声で流れたら「Tom」という単語と「Tomっぽい絵」を線でつなぎます。

  • 単語や数字で答える問題(S / M / F)
  • 一定の長さの音声を聞いた後、「女の子の名前は何でしたか?」「彼女は何歳でしたか?」等の問題に答えます。

    数字は「one」のような記載ではなく「1」のように数字で記載してもOKなようです。

  • チェックマークで回答する問題(S / M / F)
  • 音声で読み上げられたものはどのイラストかを選び、チェックマークをつけます。

  • イラストを選ぶ問題(M / F)
  • 音声を聞きながらあてはまるものを選択肢の中から選び、アルファベット1文字で回答します。

    日本のテストでよくある、選択肢が「アイウエオ」になっているようなものです。

  • 色を塗る問題(S / M / F)
  • 指示に従ってイラストに色を塗ります。

    はみ出してきれいに塗れない、等で減点されることはないので安心してください。

リーディング&ライティング

※カッコの中は、それが出題されるレベルです。
(S=Starters / M=Movers / F=Flyers)

  • 正誤問題(S)
  • 文章を読んで、イラストと一致する内容か否かを判断します。

    正しければチェックマーク、違うなら×を書き込みます。

  • Yes/Noで答える問題(S)
  • 1つ前の正誤問題とほぼ同じで、イラストと一致する内容か否かを判断します。

    こちらは記号ではなくYesかNoを書き込みます。

  • スペリング並び替え問題(S)
  • イラストを見て正しい単語を書きます。

    使用するアルファベットがランダムに置かれているので並び替えて回答します。

    例)enkas → snake

  • イラストを選ぶ問題(M)
  • 文章を読んであてはまるものを選択肢の中から選びます。

    回答は単語で記載しますが、イラスト付き選択肢でスペルは分かるようになっています

  • 単語を選ぶ問題(F)
  • 文章を読んであてはまるものを選択肢の中から選びます。

    回答は単語で記載しますが、選択肢でスペルは分かるようになっています。

    Moversでも似たような問題がありますが、こちらのFlyersの問題にはイラストがありません。

  • 単語で答える問題(S / M)
  • イラストを見て、問題文を読んで答えます。

    選択式ではないので自分で答えを考えて単語を書き込みます。

  • 適切な返事を選ぶ問題(M / F)
  • 「名前は?」と聞かれたら「Yes.」とかでなくて「I’m xx.」という返事を選んでくださいね、という問題です。

  • 長文穴埋め問題(S / M / F)
  • 少し長めの文章を読みながら、あてはまる単語を書き込みます。

    選択肢はStartersの場合はイラスト付きです。例えば風船なら「風船の絵」と「balloon」という記載があります。

    ※Movers以降は選択肢にイラストの無い問題・選択肢自体がない問題も出題されます。

  • 自由英作(F)
  • 複数のイラストを見て、そのストーリーを説明します。20語以上の文章を求められます。

スピーキング

スピーキングはレベルごとに見てみましょう。

いずれのレベルも、試験の前後に自分のことや学校のことを聞かれます。英検の二次試験みたいな感じです。

Starters

  • カードやイラストを使って回答
  • 試験官の質問に対し、イラストを指さしたり、カードを指定された場所に置きます

    無言で動かせばいい場合もありますが、「この風船は何色?」のような質問に短い単語・文章で答えるパターンもあります

Movers

  • 間違い探し
  • 2枚の似たようなイラストを見せられるので、どこがどのように違うのかを説明します。

    こっちの女の子の服は青だけど、こっちは赤だよ」といった感じです。

  • ストーリー解説
  • 4コマ漫画解説です。絵を見ながら、一つ一つ説明していきます。

    英検二次のどれかの級でも、こんなのがありますね。

  • 仲間外れ説明
  • 1セット4枚の絵を見せられます。

    1つだけ仲間はずれのものがあるので、それはどれなのかどうしてそう思うのかを説明します。

Flyers

  • 間違い探し
  • Moversの試験と同じように、似た絵を2枚見せられ説明します。が、こちらのFlyersの試験では一人で説明し続けるわけではなく、

    試験官「こちらの絵では女の子は赤い服を着ているよ」
    受験者「こちらは青い服を着ています」

    のように会話形式で進められます

  • 表を見て説明
  • 情報が書かれた絵を見せられるので、それを見ながら試験官の質問に回答します。

    試験官「この人の好きな食べ物は何?」
    受験者「りんごです」

    といった感じです。

  • ストーリー解説
  • Moversの4コマ漫画解説とほぼ同じですが、Flyersでは5コマになります。

受験方法

公式サイトで試験センターを検索し、自分で試験センターに問い合わせて案内を受け、申し込みをするという流れです。

こちらに詳しく記載されています。
https://www.cambridgeenglish.org/jp/exams-and-tests/how-to-register/

YLEの参考書は探しても見つからなかったのですが、公式サイトにサンプルやワードリスト等が充実しているので、そちらで対策してみてください!


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