【受験前チェックリスト】未就学児が英検を受ける場合。

最近では英語の必要性がますます高まりつつあり、将来を思って小さなうちから英語教育を行うご家庭が増えていますね。
この『英語ママ』のサイトをご覧になっている方は、まさにそのようなご家庭が多いのではないでしょうか。

英語力を客観的に評価できる「英検」は、今なお人気の高い検定試験であり、
最近では小学校低学年や3~5歳の未就学児の受験数も上がってきています。
その一方で、小さな子供が英検を受けることについては様々な意見があります。

今回は「うちの子も英検にチャレンジさせてみようかな~」という未就学児のお子さんを持つ親御さんに、ぜひとも読んでいただきたい記事です。

子供英語講師時代、私が勤めていた英語教室にも、
定着を確認するためのテストがあり、試験官の経験があります。
その経験を踏まえて、事前にチェックしてほしいリストを作りました!


あなたの子供は大丈夫?初めての英検チェックリスト

もしお子さんがペラペラと英語を話し、ネイティブとも十分意思疎通ができていても、他の方と同じように受験できないと、検定試験は受けられません。

最近では英検受験の低年齢化が進み、途中で泣き出してしまったり出歩いてしまったりと、他の受験者の迷惑となってしまい問題になった事例も増えているそうです。
迷惑をかけてしまい嫌な思いをするのは、親御さんだけではありません。
お子さん自身が嫌な思いをしない為にも、お子さんが検定試験を受けられるスタートラインに立っているのか、しっかりと確認してあげましょう。

①初めての場所で、1人で試験を受けられるか

保護者の方には、一次試験は「解答用紙の必要事項記入の代筆・補助」のために、試験開始5分前までの試験教室への入室を、
二次試験は「面接カードの必要事項記入の代筆・補助」のために、記入後までの受験者控室への入室を認めております。
必要事項の代筆・補助が終わりましたら、ご退室いただき、退室後は、保護者控室など指定の保護者待機場所でお待ちいただきます。
試験教室付近で待機することはできませんのでご注意ください。
また、試験終了後の待ち合わせ場所を予めお子様と決めていただけますようお願いいたします。(英検HPより)

解答用紙の決められた場所に名前や受験番号などの必要事項を書くのは、
未就園児には難しいですよね。ですので、その記入のために、
試験開始5分前まではお子さんの側にいられます。けれど、保護者用の席が用意されているわけではなく、時間になったら退出しなければなりません。

また、英検の会場は通いなれた幼稚園の教室ではなく、ほぼ初めて行く会場になることでしょう。
初めての場所でも、落ち着いて1人で試験を受けられますか?

②静かに約50分間 集中して座っていられるか

特に年齢が低ければ低いほど、「声を出さずに頭で考える」ということが難しいと言われています。

「はじめてのおつかい」というテレビ番組をご存じですか?
2~4歳くらいの子供たちは決まって、一人で歩いているのにず~っと話しながら歩きます。そこがかわいいんですけどね!
「もう足が痛い…。お母さんに会いたくなっちゃった…。帰ろうかなぁ…。でも、約束したもん!がんばるぞー!」てな具合に、考えていることを無意識に口に出してしまうんですね。

もし「静かに考える」ことができない場合、試験中にあれこれ声を出してしまう可能性が大いにあります。

そして、未就学児にとって難しいことがもう一つ。試験中の長い間、席をたたずに座っていられるのかということです。英検5級でも約50分、4級では約65分、3級では約75分と、試験時間も長くなります。小学校に入学すれば、長時間座っていることは毎日の授業で慣れっこになりますが、未就学児には長い長い時間です。
これはぜひ、英検の過去問等を使って実際に体験しておきましょう。

③自分で気持ちをきちんと伝えられるか

試験中、もし急におなかが痛くなってしまった場合や、鉛筆を落としてしまった時。
静かに手を挙げて、自分で説明しなければなりません。
どうすればいいかわからず泣き出してしまったり、勝手に大きな声で発言してしまうと、失格や退場になることもあります。

①受験者および付き添い者が試験監督者の指示に従わない場合 ②他の受験者に迷惑をかける行為や試験を妨害する行為を行った場合 (年少者の集中力低下による迷惑行為等を含みます)は退場・失格となることがあります。

(英検HPより)

④どんなテストか、理解して受験できるか

最初にお話しした通り、いくら英語力がある子でも、「英検」のテスト形式に沿って答えられない場合、検定試験として認められません。

子供英語講師時代にも、問題用紙に〇をつけてしまい、解答用紙に書くのを忘れてしまった子がいました。その教室独自のテストだったので、その時は〇にしましたが、英検はそうはいきません。

単語を選ぶ問題があることや、聞いて答えるリスニング問題があること。しっかり理解できますか?マークシートの番号をぬりつぶすことはできますか?


英検受験 焦らないで

英検受験 焦らないで

英検は、子供の今の実力を知ったり、子供にとっても「〇級に合格した!」という自信に繋がるメリットがあります。

その一方で、まだ受験の準備が整っていない段階での受験は、子どもにとっても不安な思いをさせてしまったり、他の受験者に迷惑になってしまうリスクもあります。

若く取得すればするほど優秀なイメージがありますし、チャレンジさせたい気持ちもわからなくもないですが、ここは冷静に、英検が受けられるスタートラインにたっているのか、親御さんでしっかり確認してくださいね。
小学生になっても、中学生でも、英検は受けられます!

また、ちょっと英検はまだ難しそうだわ…というお子さんには、
自宅で受験もでき、オールリスニング問題、絵に〇をつけるシンプルな解答方法で、
低年齢の英語能力チェックにぴったりな【英検Jr】もありますので、ご検討なさってください♪

★英検Jrについての記事はこちら★


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