「プッ」「クッ」英語のはじく音【発音記号解説:子音編1】
「この単語の発音ってどんな感じだろう?」という時、知っていると役に立つのが発音記号。
子音の発音記号をいくつかまとめてみました。イラストと発声方法、例となる単語も記載しているので、見ながら一緒に発音してみてくださいね。
今回は、【p】【b】【t】【d】【k】【g】をご紹介します!
子音の発音記号(p / b / t / d / k / g)
【p】putやcupの「プッ」
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【p】の発音は唇を閉じ、唇を開けるときにパッとはじく用に「息」を出します。
“cup” “trip” など、pが最後に来るときは強く言わないようにしましょう。
例:put / panda / cup
【b】boyやbigの「ブッ」
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【b】もpのように、唇を閉じ、唇を開けるときにパッとはじく用に「息」を出します。
こちらも “sub” “club” のように、bが最後に来るときは強く言いません。
例:boy / big / sub
【t】cuttonやputの「ト」
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【t】は唇を開けたまま、舌の前方を上の歯と歯ぐきの境目につけ、舌を離しながら「息」を出すようにします。
“put” のようにtが最後に来る単語では、息を出さないときもあります。
例:tight / cutton / put
【d】doやoldの「ド」
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【d】もtと同じく、唇は開けたまま、舌の前方を上の歯と歯ぐきの境目につけて、舌を離しながら「息」を出すように発音します。
“old” のようなdで終わる単語の場合は、息を出さないことがあります。
例:do / ladder / old
【k】backやyuckyの「クッ」
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【k】の発音記号の場合は、唇を開けたまま、舌の後方を上あごにつけて、舌を離しながらクッと「息」を出します。
例:coffee / yucky / back
【g】getやbigの「グッ」
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【g】もkのように、まずは唇を開けたまま、舌の後方を上あごにつけて舌を離しながら「息」を出します。kと違うのは、息を出す時「クッ」ではなく「グッ」と言うところ。
“big” など、最後にgがくるときは軽めに言いましょう。
例:get / again / big
子音の発音記号(p / b / t / d / k / g)をご紹介しました。
見慣れない記号に最初は戸惑うかと思いますが、覚えてしまえば音声を流さなくても発音が分かり、とても便利です。
単語を覚えたり辞書を引く際には、ぜひ発音記号も一緒にチェックしてみてくださいね。
他の発音記号も知りたい、という方はこちらからどうぞ!