【ペッピーキッズクラブ】教材やレッスンの評判をチェックしよう
「ペッピーキッズクラブ、良い評判と悪い評判が極端なんだけど?」
……気になりますよね!!
ネット広告も多く、目にすることの多い「ペッピーキッズクラブ」という英語教室。良い教室だと高評価な口コミもある一方、教材が高すぎるという意見もあります。
この記事では、ペッピーキッズクラブのレッスンの特徴やコースを紹介しています。また、賛否両論ある(?)教材と費用についても触れています。
いろんな意味でペッピーキッズが気になっている方は、参考にしてみてくださいね。
ペッピーキッズクラブとは
ペッピーキッズクラブは、全国1300教室・会員11万人の通い型の英語教室です。
2020年度からは日本の英語教育も変わりました。その教育改革に対応したカリキュラムも、すでに導入しています。
多くの英語イベントを開催し「身に着けた英語を実践する場」を提供したり、英検などの資格の取得についても力を入れています。
ペッピーキッズクラブの特徴
まずは、ペッピーキッズクラブの特徴を3つご紹介します。
- 子どもにも分かりやすい発音指導
- 日本人講師と外国人講師でしっかりサポート
- サマースクールやイベントが充実
一つ一つ見ていきましょう。
1. 子どもにも分かりやすい発音指導
ペッピーキッズクラブでは、ソルマーク式PRC-Methodとフォニックスを組み合わせた指導方法で英会話を学びます。
ソルマーク式PRC-Methodとは、ソルマークさんという人が考案した発音習得方法です。
Pronunciation(発音)、Rhythm(リズム)、Control(コントロール)の略でリズム感をベースに発音を覚えていくというものです。手や指を使って口の動きをコントロールし、練習します。
子どもから大人まで、簡単に覚えられて、きれいな発音ができるようになるそうです。
そして、このメソッドとフォニックスを組み合わせているのがペッピーキッズクラブの大きな特徴です。
フォニックスとは、音と文字の規則を教える指導方法です。
このフォニックスで「文字を読める」ようになり、ソルマーク式PRC-Methodで「綺麗に発音できる」ようになる、という仕組みです。これを取り入れているのは、日本ではペッピーキッズクラブだけだそうです。
2. 日本人講師と外国人講師でしっかりサポート
日本人だからこそ分かる「日本人が英語でつまずくポイント」というものがあります。
そういったこともしっかりサポートするために、ペッピーキッズクラブでは外国人講師と日本人講師の両方でレッスンを行っています。
初めて英語教室に連れていかれて、英語で話しかけられてびっくりしてしまうようなお子さんも、日本人講師のサポートがあれば安心してくれることでしょう。
日本人講師も外国人講師も厳しい審査を経て採用され、時間をかけて研修が行われています。外国人講師については全員がティーチングビザを取得しているそうです。
3. サマースクールやイベントが充実
ペッピーキッズクラブでは国内・海外でのイベントがたくさん用意されています。
講師とともに国内でキャンプに行ったり、グアムまで行って現地の子供たちと触れ合ったり、小学生になるとホームステイも体験できるそうです。
レッスンでも季節に合わせてハロウィンレッスンやクリスマスレッスン等があります。また、年3回のレッスン参観や、TECSという子供向け英語検定試験の受験もあります。
TECSについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
公式サイトで過去の記録を見ることができますが、イベントにはかなり力を入れている印象です。
※ペッピーキッズクラブ公式サイトに飛びます。
ペッピーキッズのコース別カリキュラム
ペッピーキッズクラブは、学齢別で以下のようなコースに分かれています。
- 1歳・2歳、親子コース
- 2歳・3歳コース
- 4歳~6歳コース
- 小学校低学年コース
- 小学校中学年コース
- 小学校高学年コース
- 中学生コース
- 高校生コース
さらに、小学校中学年以上を対象にオプショナルとして「文法・英検対策コース」もあり、こちらは中学校の教科書をベースに文法を学ぶものです。英検合格も目標の一つにしており、面接対策も行います。
では、コース別にカリキュラムを見てみましょう。
1歳・2歳、親子コース
「1歳・2歳、親子コース」では英語の音やリズムに親しむことを目的としています。
歌に合わせて踊ったり、絵本の読み聞かせ等を行います。
英語が苦手なパパ・ママでも使える簡単なフレーズを教えてもらい、レッスン中はもちろん家でも活用できます。
教材はテキストの他にCD、塗り絵、ピクチャーカードなどがあります。親用のガイドとして、家庭での学習方法が記載されたテキストもあります。
2歳・3歳コース / 4歳~6歳コース
「2歳・3歳コース」と「4歳~6歳コース」では、聞くだけでなく話すことにも慣れていきます。
先生の指示を聞いて動いたり、フレーズを繰り返したり出来るようになるのを目指します。4歳~6歳コースの方では自分の名前がローマ字で書けるようになることも目標です。
教材は「1歳・2歳、親子コース」と同じくテキスト、CD、塗り絵、ピクチャーカードなどを使います。
小学校低学年コース / 小学校中学年コース
小学生向けのコースになると、本格的に「読み」「書き」のレッスンも加わり、だいぶ英語塾らしさが出てきます。
簡単な単語や文の読み書きを習得し、中学年コースでは英検5級程度を目指していきます。
教材に関しても、DVDとワークブックが加わります。
小学校高学年コース
2020年度からは、小学校でも英語が教科として加わりました。ペッピーの「小学校高学年コース」も、それに合わせたカリキュラムとなっています。
文法的な知識もつけ、時制や比較級などを意識した表現も習得します。英検4級・3級にもチャレンジするのが目標です。
中学生コース / 高校生コース
「中学生コース」と「高校生コース」では留学を意識したレッスンが行われます。
日本の学校で必要になる英単語の教科はもちろん、欧米で同年代の子が使うような単語・フレーズに焦点を当てた学習も行います。
シャドーイング練習・発音の強化なども取り入れ、4技能をバランスよく伸ばしていきます。
高校生コースのテキストは、ケンブリッジのinterchangeシリーズを使用しています。
ペッピーの教材と値段
次は、みんな気になるペッピーの教材と費用についてです。
ペッピーキッズクラブでは「mola mola i(モラモラ)」というタッチペン付きの機械を使います。専用のカードや本をタッチすると音声が聞けたり、自分の声を録音できるものです。本体の他に、ピクチャーカードやポスター、本などがセットになっています。
教室でも使うことはありますが、どちらかというと家庭学習用の教材です。
このモラモラという教材、公式サイトでは金額が記載されていませんが、ネット上の情報だと40万程度するらしいです。
月額1,500円程度でレンタルもできるようですが、レンタルについて記載がない教室もあり、その場合は購入必須なのかもしれません。
ペッピーキッズクラブでは「兄弟で教材の使いまわし」ができます。ペッピーを長く続けるつもりがあり、かつ2~3人兄弟がいるなら最初から購入してしまった方が安いという考え方もあります。
※ペッピーキッズクラブ公式サイトに飛びます。
ペッピーは高い? 体験レッスンで様子を見てみよう
教室により若干異なりますが、ペッピーの月謝は小学生コースで7,700円 + 運営費が924円と、英語教室としてはそこまで高くはありません。
レッスンそのものはとても楽しいようで、ネット上の評判も良いです。
教材は購入するとなるとかなり高額ではありますが、トータルで見ると「ちょっと高めの塾に通う」のと大差ないかもしれません。レッスンや講師の質に加え、イベントの豊富さ、留学時のサポートが手厚いことも好評です。
ペッピーキッズクラブの体験レッスンはネットから無料で申し込みができるので、興味があれば近くの教室に行ってみてください。家族そろって体験に行くと、オリジナルCDがプレゼントされるみたいですよ。
ペッピーキッズクラブ基本情報
コース・教室により異なる / 以下は神奈川県横浜市「ダイエー十日市場教室」の場合
- 【1歳・2歳、親子コース】3,773円
- 【2歳・3歳コース / 4歳~6歳コース / 小学生コース】7,700円
- 【中学生コース / 高校生コース】10,076円
- 【文法・英検対策コース】7,586円
- 【1歳・2歳、親子コース】1回35分
- 【その他のコース】1回60分
- ※週1回 / 年間44回+特別レッスン2回の計46レッスン(全コース)