【ハリネズミ】の英語絵本が読みたいならコレ!★おすすめ7選★
今回は、近年ペットとしても人気が高まっているハリネズミの英語絵本をご紹介します。
ハリネズミといえば、トゲに覆われた体が特徴的ですね。絵本の中でも度々、彼らのトゲは重要アイテムとして登場します。
そんなわけで、ハリネズミの英語絵本を読むときの必須単語はprickles(とげ)です! 覚えたら、絵本を読んでみましょう!
ハリネズミの英語絵本 おすすめ7選
日本語版が出ているものは日本語タイトルも記載しています。また、読み聞かせの難易度を3段階(★~★★★)で示しています。
Hello, Hedgehog
仕掛け……というほどの仕掛けでもないですが、どちらかといえばおもちゃのような楽しい絵本です。真ん中に穴が開いていて、どのページからもハリネズミがこちらを覗き見ているようになっています。
ハリネズミが順番に、”Hello, ○○(動物の名前)” とあいさつしていきます。
初めての英語絵本としてもおすすめです!
Hedgehog Needs a Hug
だれかにハグしてほしいハリネズミくんのお話です。
うさぎに、アライグマに、カメに、お願いをして回りますが色々と理由を付けて断られてしまいます。諦めかけたその時、同じ悩みを抱えていたある動物に出会います。
ホッとするような最後ににっこりしてしまうストーリーです。
しょんぼり、寂しそうなハリネズミの絵もかわいそうなんだけどカワイイです。
ハリネズミが”Will you~?”とお願いするフレーズが繰り返し出てきます。”hippity-skippity-scram” “sly-slide-slinking over” のような読んでいて楽しい単語のチョイスもいい感じです。
The Hug ハッピー・ハグ
こちらも「ハグしてほしいけど、してもらえない」ハリネズミのお話です。
“Please may I have a hug?“だったり、”Might you give me just a small hug?“だったり、どんどん謙虚な感じのお願いの仕方になっていくのがなんだか切ないです。
この本の面白いところは、後ろからも読める「リバーシブル仕様」という点です。反対側からは、同じく「ハグしてほしいけど、してもらえない」カメのお話を読むことができます。話のパターンはハリネズミと同じで、本のちょうど真ん中で2匹が出会い……という作りになっています。
とってもかわいい絵本なのでプレゼントにもおすすめです。
同じシリーズの絵本
こちらは出たばかりの絵本です。
2020年、新型コロナウィルスの影響により、大好きな人たちに近づいたり、ハグしたりするのが難しくなりました。
そんな状況の中、「ハグができなくても、お互い嬉しくなれる方法があるよ」というのを、かんたんな言葉とイラストで教えてくれる絵本になっています。
難易度は先に紹介した”The Hug”よりもやさしい、「★☆☆」といったところ。1ページに1~2行程度です。
Mr. Hedgehog and his Missing Spectacles
行方不明になってしまったメガネを探すハリネズミのお話です。メガネがないので、カメを岩と間違えたり、青い鳥に「チョウチョさん!」と話しかけたり……。無事メガネを見つけることはできるでしょうか?
ハリネズミといっしょに森を探検した気分になれる本です。
“Have you seen my spectacles?” のフレーズは何度も出てくるので、読み聞かせてもらっている子供もすぐに覚えてしまいそうです。
内容とは関係ないですが、この作者さんは全部の動物に眉毛を書くタイプなんだなぁと、それも個人的に面白くて笑ってしまいました。
Herbie’s Big Adventure
ハリネズミの子、ハービーはある日、自分で食料を採りに出かけます。母親の腕の中とは違って外の世界はちょっと大変で、でもドキドキワクワクするようなできごともあると知っていく物語。
落ち葉に乗って吹き飛ばされて運ばれたり、雪が降って来たらそれを帽子代わりにしたり、子供の頃に憧れる冒険心を満たしてくれるような本だと思います。
One Special Sleepover
動物の仲間たちとお泊まり会をすることになったハリネズミくん。ですが、この日のために準備したブランケットが風にとばされてしまいます。そこで、全員で端切れを持ち寄り、新たにブランケットを作ることになりました。
ハリネズミの他にも、ウサギやきつね、ネズミ、アナグマとたくさん集まっているので動物が好きな子は喜びそうな絵本です!
文章量は少し多めですが、出てくる単語は難しくはありません。カワイイ絵がいっぱいのページをめくっているだけでも楽しめる一冊です。
同じシリーズの絵本
こちらのハリネズミ君の話がもっと読みたい! ということであれば同じ「Little Hedgehog」のシリーズがおすすめです。
上の、”One Christmas Night”だけ、「はりねずみくんのクリスマスイブ」というタイトルで日本語に訳されているようです。
How Big Is Love?
「”Love”はどのくらいすごいの?」と、ちいさなハリネズミの子がママに尋ねます。
“brighter than the sun?” “stronger than Daddy?” と、同じようなパターンで繰り返し出てきます。比較級がいっぱい!
“fluffier than bubbles” “yummier than cookies” のような面白い表現もありますよ~。
絵本の中でのハリネズミ
ハリネズミがメインで活躍する英語絵本をご紹介しました。
特徴的なトゲだらけの体は、それゆえに絵本の中では彼らの悩みになったりもしているようですね。
余談ですが、日本語ではハリ“ネズミ”といいますが、実はハリネズミはネズミの仲間ではなくモグラの仲間なんです。そして、英語名であるHedgehogのhogはブタという意味。それぞれ好き放題命名していて、なんだかおもしろいですね。
他の動物が出てくる英語絵本も見てみたい、という方はこちらから探してみてください。