【共通テストからTOEICが撤退】理由は?今後は?徹底解説。
最近、受験生を困惑させているニュースです!
受験生に衝撃
7月2日、こんなニュースがありました。
【TOEIC 大学入学共通テスト撤退へ 運営複雑理由に 受験生に影響】
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6328729
何があったの?
2020年度からの大学入学共通テストの英語については、英検などの民間試験が活用されることになっています(そうではない大学もあります)
英語の検定試験なら何でもいいわけではなくて、4技能を測れる試験であれば対象として認めますよ、ということでした。
その中にはTOEICも含まれていて、TOEICの勉強を始めたり、試験を受けたりする受験生もいました。
ですが、今になってTOEICが
「やっぱり管理できないから撤退しまーす」
と言ってきたわけです。
!!!??
TOEICからはこんなお知らせが出ています。
https://www.iibc-global.org/iibc/press/2019/p119.html
「社会的な要請が明らかになるにつれて」の社会的な要請というのはおそらく、センター側の「一回の試験で4技能を評価することを求める」ことで、それがTOEICには無理だったんだと思います。
TOEICの試験は、「Speaking & Writing」と「Listening & Reading」の二種類に完全に分かれています。
セットで受ける必要もありません。
だから
「“一気に”なんて無理なんですけど……」
となったんだと思います。
参加が認められた民間試験
ちなみに、共通テストに参加が認められた民間試験は下記のとおりです。
- 英検
- ケンブリッジ英語検定
- GTEC
- IELTS
- TEAP
- TEAP CBT
- TOEFL iBT
TOEIC撤退!
TOEICは、社会人になってからスコアの提出を求められることも多いです。
就活の時に履歴書に書くこともできます。
だから「今から勉強して取っておけばお得じゃん!」と思ってTOEICに絞って勉強をしていた学生もいるようです。
今のところ、撤退を発表しているのはTOEICだけですが今後も他のテストが「じゃあうちも……」となるのではと不安が広がっています。
個人的には文科省がバックについている英検が安全なのかなぁと思います。
ネット上の意見
今回の発表を受け、ネット上では受験生やその親御さんが主に怒っています。
「もう何でもいいからとっとと方針を決めて、変えないでほしい」という意見が目立ちます。
私も受験生だったらそう思うと思います。
他には、
- 「TOEICは学生向きじゃない」
- 「アカデミックな問題が出題されるTOEFLの方がいい」
- 「公平性を欠くのになぜこんなこと(民間試験を利用)をしているのか」
- 「英語力があれば、どんな試験を指定されても対応できるはず」
など「そもそも~」みたいな意見も多いです。
「TOEICを受ける生徒は少ないから、そんなに影響はない」という関係者の声もあるようです。
えぇー、そうかなぁ……?
今から別の試験を受けないとダメ?
このような発表もありました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000174-kyodonews-soci
こちらの記事によると、すでに受験したり準備している人もいるので、2020年3月までの試験結果は(TOEICのスコアも)代用を認めるとのことです。
ひとまず、2020年3月までに試験結果をゲットできる人については焦る必要はなさそうです。
ただ、それ以降のTOEICの試験結果は認められないのでこのままTOEICの勉強を続けるか否かは、逆算して考えてみてください。
最後に紹介した記事によると、共通テストの運用方針を修正するようです。受験生からしたら本当に、「早く決めて」の一言に尽きますよね。
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