【かけ流し】は英語育児に最適!オススメ音源まとめ

我が家の英語育児はとにもかくにも『かけ流し』!効果はすぐに現れるものではないので気長に考え、かけ流しを日常の一部にしてしまいましょう!
とはいえ、何をかけ流すの?と素朴な疑問を持っているママたち向けに音源の選び方おすすめ音源をまとめました。


英語のかけ流しって本当に効果があるの?

日本人の赤ちゃんは生まれてから毎日これまで聞いたこともなかった日本語という音を大量に耳に入れていくことで、自然と日本語を習得していきますよね。もちろん日本人に限らずどんな赤ちゃんでも母国語を毎日大量に聞くことで言葉を自分のものにすることが出来ます。

英語のかけ流し、なぜやるのか?
それは私たちが母国語を習得したのに近い環境を作ることが大切だからです。
現に私が中学を卒業してすぐアメリカに1年間留学した期間、初めは全く聞き取れなかった英語が毎日24時間英語を聞き流しているだけで3ヶ月もすれば日常会話を聞き取る分には困らなくなりました。あくまでリスニング力の話ですが(^^)

留学をすればたしかに圧倒的な英語量を確保出来るのでより早く耳が英語に慣れます。ですが自宅でのかけ流しでも期間には差が出ますが確実に効果は出ます。効果は短期間で出るものではないので、お子さんがある程度大きくなるまでの英語育児中はずっと続けていくつもりで生活の一部にしてしまうのがおすすめ。

もちろん母国語のように朝起きてから夜寝るまでずっと英語の音を聞き流しながら生活をすることが現実的に難しいです。

ですがかけ流しはそこまでハードルの高い英語学習法ではないんです。『一日の空いている時間に英語の音をかけ流そう』という意識さえあれば簡単に始められるし、続けられます。英語が苦手なママでも全く問題なし!

かけ流しをする際のコツ・ポイント

基本的にはやり方は単純で、英語の音源をかけっぱなしにしておくだけです!

ですが、我が家で実際に実践しているポイントをご紹介しておきますね。

音量:他のことに集中し続けられる程度

『他のこと』とは子供の場合、ほとんどが遊びですね。

レゴに夢中で遊んでいる時に『あ〜、うるさいからこれ消して』と子どもに言われない程度の音量です(笑)

ただだからといって小さすぎるのもあまり意味をなさないので、繰り返しかけ流している歌のメロディーをたまに口ずさむようになるくらいは目指したいところです。(メロディーすら記憶に残らない程の小音量ではダメ)

場面:家で遊んでいるときや食事中

あまり深く考える必要はありませんが、かけ流しは基本的に『何か他のことをしているとき』に行います。

遊んでいるときでもいいですし、ご飯を食べているときもBGM感覚で歌のCDなど流すと楽しい気分で会話も弾みそうです。

しつけに関してのことなど真剣な話をしているときまでかけ流しを続ける必要はありません(笑)テレビや動画を見ているときもわざわざ流しておく必要もないかなと個人的には思います。かけ流したい場合は、いつもより小音量にすると気が散らなくていいかもしれませんね。

かけ流し時間:目指せ1日2時間!

もちろんこれは必須ではないのであまり肩の力入れないで聞いてくださいね(^^)

目標として2時間とは言いましたが、はっきり言ってかけ流し時間に正解はありません。私の場合一日0分の日もあれば、合計で3〜4時間はかけ流せたという日もあります。要はその時の状況次第です。

あとはご家庭の事情にもよりますね。ママが常に家にいてお子さんもまだ幼児であれば家にいる時間が長いので、午前中1時間、午後1時間、夜1時間などかけ流しをしようと思えばいくらでも出来ます。

ですが共働きで保育園に子供を預けているケースだと、朝は支度で大忙しだし夕方帰ってきてからもCDを再生する余裕すらない・・というのが現実ですよね。

こればっかりは習慣化して無意識のうちに手が勝手に再生ボタンを押してるくらいになるしかないです(笑)習慣化する為にはどんなに忙しくても朝起きたらまずかけ流しの音源をスタートするなどまずは小さなことから始めてみるといいかもしれません。

どんなアイテムを使えばいい?

英語のかけ流しをするには何を用意すればいいのかをお話しておきますね。

スマホ(+あればbluetoothスピーカー)

我が家のやり方をご紹介します。元のCD音源をパソコンのiTunesに入れて、スマホに同期させます。

家にあるBluetoothスピーカーのGoogle Home Mini(グーグルホームミニ)とスマホを連動させることで、スマホ上のiTunesで再生を押すとスピーカーから音が出るという仕組み。

CMでもよくやっている『OK、グーグル!』というと反応してくれるやつです。たまたまスマホを契約した時に安くオプションで買えるものだったので家にありました。

毎日かけ流しをやっている現在では、このスピーカーはかなり役立っています。やはりスマホから直接音を出すよりははるかに音質が良いです。
※こんな感じで丸くて小さいので置き場所にも困らないです。↓

CDプレイヤー

CDを直接CDプレイヤーに入れて再生します。スマホと違い、毎回CDを出し入れする手間はありますが十分だと思います。

かけ流しは長めの時間再生していたいと思うので、ちょくちょくCDを入れ替えたり再生ボタンを押し直したりするのが面倒な場合は一度iTunesなどで自分のプレイリストを作成してCDに焼いておくといいです。これで愛情たっぷりオリジナルCDの完成(^^)

パソコンやタブレット

音源の元がアニメや動画だったりすると、YouTubeなどを再生して音だけ聞かせるという方法があります。

その場合はパソコンやタブレット端末で動画を選び、そこから流れる音をかけ流し音源として使用します。映像を見ちゃダメということではないですが、かけ流し目的であれば画面は後ろを向けて子供の注意をそらしておく方がいいかも(^^)


かけ流し音源の選び方

さて、いよいよ肝心な音源の選び方についてお話したいと思います。私が考える選び方のポイントはたった2つです!

幼児・子供向けの内容のもの

ジャンルは歌でもストーリー朗読でもアニメの動画でもなんでもOKです!ただいきなり大人向け英会話用のCDをかけ流したり、大人向けの洋楽をかけ流したりするのはあまりおすすめできません。

かけ流しなので特に内容は気にしなくてもいいという説もありますが、やはりなんだかんだ毎日聞いていると耳に残ってくるもの。どうせならお子さんに馴染みのある表現だったり、易しい言葉から耳にインプットしていくのがいいと思います。

音のみで理解しようと思えばできるもの

かけ流しは『聞こうとする』のではなく、日常の音として自然と取り入れていくものです。なので間違っても『ほら、ちゃんと聞いて!』など言わないようにしましょう。

なので基本的にはなんでもOKではありますが、個人的には『英語圏の子供ならこの音源を聞けば映像を見なくても全てわかる』という視点で選んでいます。

どういうことかというと、例えば私の息子はディズニーのカーズが大好き。なのでよくカーズのDVDを英語音声で観ているんですが、これをかけ流し音源として使いたいかというとNOです。

なぜならカーズって車のレースがストーリーの中心なので、常に『ゴゴゴー!』『ヒューン』とか効果音だらけ。もちろん純粋に映画として観るには面白いんですが、これが音だけになったら効果音とか無音の時間が異常に長くなってしまうと気づいたんです(笑)

あまり神経質になる必要はないですが、どうせ貴重な時間をかけ流しに使うなら大量の英語を効率よく聞かせてあげたいところです。(あくまで個人的な考えであり、効果の違いを検証した訳ではありませんが)

おすすめ音源をご紹介!

『やり方や必要なアイテムはわかった。でも肝心な音源はどうやって選べばいいの?』と思う方がほとんどだと思うのでもちろん音源もご紹介します!

CD編

アメリカ発のCTP英語絵本シリーズ

子供向け英語絵本シリーズです。ストーリー内容に沿ったCDがついているのでアメリカ英語のかけ流しに最適。レベル感もしっかり考えて作られているので初めての方にも選びやすいです。

ちなみに我が家も今はもっぱらCTPのかけ流しです。かけ流してもうすぐ1年になりますが、息子がたまに普通に英単語をさらっと言ったり、普通にCTPの歌を歌っていたりするので英語を聞き取る耳は確実に育っていると感じます。
CTPのCDをパソコンiTunesに入れて、スマホからスピーカーに接続して流しています。歌、チャンツ、絵本の朗読などジャンルも選べるのでその時の気分で変えながら再生してます(^^)

私が買っているのはMum’s EnglishというCTP専門の英語絵本通販サイトです。
Mum’s Englishのサイトに行く

CTPについて詳しく知りたい方はこちら。

オックスフォード出版の英語絵本ORTシリーズ

CTPと種類は同じような感じですが、こちらの特徴はイギリス英語であるということ。ですが付属のCD内にはイギリス英語とアメリカ英語の両パターンが収録されているので、選べるのもポイントです。

こちらもかけ流しとしては王道なので安心です(^^)
大きめの書店でも売っていますが、通販でも買えます。

ELTBOOKS.comのサイトに行く

こども英語教材オンラインストア KidsMartのサイトに行く

英語教材専門店ネリーズのサイトに行く

ORTについて詳しく知りたい方はこちら。

7+BILINGUAL(セブンプラス・バイリンガル)

※HPスクリーンショット

こちらは主人公の女の子と一緒に世界旅行をしながら英語を学んでいくシステム教材です。この教材を購入すると特典として教材に登場する英語フレーズが収録されたかけ流し専用のCDがついてくるそうです。

かけ流し用に自分でプレイリストを作ったりする手間が省けますし、何よりプロがかけ流し用に作ったものなので試す価値はありそうです。

<詳しく知りたい方はこちらの記事を読む>

リトル・チャロ(NHK Eテレより)

※HPスクリーンショット

リトル・チャロはテレビで放映されています。子犬のチャロと仲間たちの日常を描く物語を見ながら自然と英語が身についていくように作られたています

かけ流しとして最適な理由は、CDのみで販売されているからです。
リトルチャロは子供だけではなく英語学習初心者の大人の方にも人気の英語教材。自然な形で英会話の音をかけ流したいという方におすすめです。

パソコン編

The Story Home(ザ・ストーリー・ホーム)

※HPスクリーンショット

こちらのサイトは自分の子供にストーリーを読み聞かせていたアメリカ人の父親がもっとたくさんの人に自分が読み聞かせてきたストーリーを届けたいという思いで作られたものです。

この方ご本人がストーリー朗読をされています。いろんなジャンルのストーリーが聞けますが、基本的には全て有料。1話約100円程度なので、iTunesで1曲購入するよりは安いです(^^)

ですがやはり出来ればお金はかけたくないというママが多いはず。The Story Homeには無料で聞けるpodcast(ポッドキャスト)もあります!
ポッドキャストを聞いてみる

Peppa Pig(ペッパピッグ)シリーズ ※YouTube

※YouTubeスクリーンショット

5分の短編アニメですが、幼児向けのストーリーでとても可愛らしいキャラクターが登場します。『5分おきに再生するの〜?』と思うかもしれませんが、YouTubeは1つの動画が終わったら関連動画が自動再生されるので基本的にはしばらくかけ流すことはできますよ。

映像を見ながらでもいいですし、画面は見せないようにして音源だけにするのもありです。

<詳しく知りたい方はこちらの記事を読む>

Super Kids TV ※YouTube

※YouTubeスクリーンショット

息子が毎日のように見ている動画です。これで色や数字を覚えました。色や形や数字など簡単な英語が単語単位で繰り返し出てくるので、覚えやすいです。

画面をふせて音源のみとして使う分にも問題ないです。シンプルな単語ばかり出てくるので耳だけでも十分情報をインプットできます。

<詳しく知りたい方はこちらの記事を読む>

まとめ

今回は英語のかけ流しのコツや音源の選び方、おすすめ音源などをお伝えしました。

一番大切なことはまず始めること。あまり内容にこだわりすぎず、とにかく毎日5分でも10分でもいいので英語をかけ流すことを目標にするといいですね(^^)

お子さんの英語脳がコップだとしたら、最初はみんなコップは空っぽ。でも1滴ずつだとしても水を入れ続ければいつかは満杯になります。英語もそれと同じ。毎日のかけ流しは絶対に無駄になりません。信じて続けてみましょう!


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