【英語で授業が行われる大学】10選!世界で通用する人材へ。

『大学受験が近づいてきたから情報収集をしておきたい』
『まだ子供は小さいけど将来のために早めに大学の選択肢を知っておきたい』
そんな親御さんのために今回は英語で授業が行われている国際色豊かな大学をご紹介したいと思います。

私も大学の授業が全て英語で行われる学部を卒業しました。この4年間で自分の英語力は圧倒的に伸び、視野が広がり国際感覚が身についたと感じています。自分の生き方を変えてくれる4年間でした。

英語『を』学ぶのではなく、英語『』学ぶ時代

言語はあくまでツールです。今やそのツールを使って言語を越えた学びを得なければ国際社会では活躍出来ない時代に来ています。

もちろん英語という言語の仕組み自体に興味関心があるのであれば言語についてとことん研究し、知識を深めていけば良いと思います。

ですが、『英語を学ぶ』大半の人は言語そのものへの興味があるというよりは、その先にある『英語で多国籍の人とコミュニケーションを図ること』を目的としています。

要は英語はコミュニケーションの道具の一つということ。

その英語を使って、様々な分野について自身の学びを深めていく。そんな環境が整っているのが今回ご紹介する英語で授業が行われている大学です。英語『を』学ぶ場所ではないので、入学時点である程度の英語力が必要となる点が全ての大学に共通する特徴といえます。

この記事を読んでいる親御さんのお子さんはまだ小さいかもしれません。そうなれば今からご紹介する大学を目指すことは十分可能です。進路先を考える時期に来ているお子さんたちも英語が好きであれば英語で授業が行われる大学は価値ある環境です。高い目標を持って受験に望めるといいですね。

英語で授業が行われる大学 〜全ての授業が英語〜

国際基督教大学(ICU)

※大学公式HPスクリーンショット

特徴

国際基督教大学は日本と北米の基督教界の指導者たちによって1949年に作られました。ICUとも呼ばれています。

ICUには教養学部しかありません。専門分野だけを極めるのではなく、幅広い知識を統合して真の国際人を育てる『リベラルアーツ』の教育方針で授業が行われています。

この大学の特徴の一つは、少人数制での対話形式の授業がメインであるということ。

また、キャンパスは三鷹にあり、広大な敷地で大自然の中でのびのびと学ぶことが出来るのも魅力の一つです。学生の約3割はこの敷地内で生活をしています。

入試情報

●A方式:
 1. 「人文・社会科学」または「自然科学」(いずれか1科目)
   2. 総合教養【ATLAS】
   3. 英語(リスニング含む)

●B方式:
 1. 英語(IELTSまたはTOEFLの公式スコア)
合格最低点は「IELTS 6.5以上、TOEFL iBT 79以上」
 2. 総合教養【ATLAS】
※第二次選考で個別面接あり。

※あくまで英語の部分に特化した入試情報なので、具体的な詳細は公式HPの入試情報でご確認ください。

上智大学国際教養学部

※大学公式HPスクリーンショット

特徴

幅広い教養と論理的思考を育むことを目的としたリベラルアーツ教育を行っているのが、上智大学の国際教養学部(FLA)です。リベラルアーツ教育に関してはICUと同じ。

比較文化コース、国際経営・経済学コース、社会科学コースの3つの中から専攻を選べます。

国際教養学部(FLA)がある四谷キャンパスには他の学部の学生も混在していますが、FLAは留学生や日本語より英語の方が得意なインターナショナルスクール卒業生などが圧倒的に多いです。

入学したはいいものの英語での授業についていけないと単位が取れないので、入学直後に英語のプレイスメントテストがあります。結果次第では補講クラスが用意されるのでサポート体制が整っているところが安心です。

私ミトママはここの卒業生です!
とにかく毎回の授業で100ページ近い英語の読み物の宿題が出され、入学当初は家に帰って泣きながら宿題をしていた記憶があります。ですがあの時の苦労のおかげで在学中に英検1級を取得できましたし、常に刺激をもらい自分を高められるような仲間にも出会い、本当に充実した大学生活が送れました(^^)

入試情報

●一般入試:書類選考

  1. テストの公式スコア ※下記のいずれか1つ以上をテスト実施機関より大学へ直送
    -SAT(Reading&Writing, Math)
    -ACT(Writing含む)
    -IB Diploma
    -GCE A-levels 3科目
  2. TOEFLまたはIELTS(Academic)の公式スコア

※上記はあくまで英語資格試験の提出書類です。他にも推薦状などが必要。

●推薦入試:日本の高校3年生のみ受験資格あり。TOEFL iBT 83以上、IELTS 6.5以上、TEAP 340 (各 75)以上、TEAP CBT 615以上のいずれか1つの公式スコアの提出が必要。

  1. English Aptitude Test(essay writing)(60 分)
  2. 面接

※あくまで英語の部分に特化した入試情報なので、具体的な詳細は公式HPの入試情報でご確認ください。

国際教養大学(AIU)

※大学公式HPスクリーンショット

特徴

国際教養大学(AIU)は秋田にある国際色豊かな大学です。

授業は少人数で全て英語。大きな特徴の一つは、全ての学生が1年間の留学を義務付けられているということです。留学中に取得した単位は卒業単位に認定も出来、授業料も相互免除されます。この留学の目的は、語学留学ではなく専門科目を学ぶこと。

インターンシップを通して実際に働くことが出来る制度もあり、在学中からキャリア育成が可能。

そして入試制度も全て合わせると16種類あり、多様な人材を発掘する制度として注目されています。

入試情報

●特別選抜試験(センター試験利用なし)
【英語資格不要、面接のみ】
 1. グローバル・セミナー入試
 2. グローバル・ワークショップ入試

【英語資格要、筆記(英語小論文)と面接】
 1. 推薦入試
   2. AO入試

●一般選抜試験(センター試験利用あり)
 1. A日程:センター試験5教科、個別学力検査(国語・英語)
 2. B日程:センター試験3教科、個別学力検査(国語・英語)
   3. C日程 :センター試験1教科、個別学力検査(英語小論文)

TOEFL iBT® TEST 72点以上、TOEFL® PBT TEST 530点以上、TOEIC® Listening & Reading TestとTOEIC® Speaking & Writing Testsの合計1200点以上、英検準1級以上、IELTS バンド6.5以上、GTEC CBT 1200以上、TEAP 360以上はセンター試験の英語科目を満点換算。

※その他9月入学の入試制度もあり。

※あくまで英語の部分に特化した入試情報なので、具体的な詳細は公式HPの入試情報でご確認ください。

立命館大学国際関係学部グローバル・スタディーズ専攻(GS専攻)

※大学公式HPスクリーンショット

特徴

京都にある立命館大学の国際関係学部にはいくつかの専攻がありますが、中でもグローバルスタディーズ専攻(GS専攻)の授業は全て英語で行われます。

ちなみに日本語で国際関係学を学びたい場合は国際関係学を専攻します。英語で学びたいならグローバルスタディーズ専攻を選ぶということですね。同じ学問でも日本語、英語どちらで学ぶのか選択できるのはありがたい。グローバルスタディーズ専攻はたくさんの外国人も学ぶ非常に国際的な学習環境です。

留学制度もありますが、留学をしなくてもキャンパス内でボランティアなど国際的な活動の支援もあるので充実した学生生活が送れる環境が整っています。

入試情報

●一般入試
   1. 独自試験のみ(全学統一方式、学部個別配点方式、IR方式)※IR方式は、英語資格試験利用型の試験。 英語+国際関係に関する英文読解+英語資格試験のスコアでトータル判定します。
   2. 独自試験&センター試験
   3. センター試験のみ(7科目、5教科、3教科)

●AO・帰国生・留学生入試
 ※下記の英語資格試験のいずれかの証明書が必要。
① 実用英語技能検定
② TOEFL®テスト
③ TOEIC® Listening and Reading テスト
④ IELTS Test Report Form
⑤ GTEC CBT
⑥ GTEC

※あくまで英語の部分に特化した入試情報なので、具体的な詳細は公式HPの入試情報でご確認ください。

テンプル大学ジャパンキャンパス

※大学公式HPスクリーンショット

特徴

テンプル大学は実はアメリカのペンシルバニア州立大学。その日本校がテンプル大学ジャパンキャンパスです。日本で最も歴史の長い外国大学で、学生の60%は外国籍です。

テンプル大学のtemple(テンプル)は寺院という意味ですが、宗教とは全く関係ありません!

他の大学とは違い、完全にアメリカの州立大学のカリキュラムと同じなので日本にいながら海外留学しているような感覚になリます。アメリカと全く同じ学位も取得可能

専攻学科はアート、アジア研究、教養、経済、国際関係、国際ビジネス、コミュニケーション、心理研究、政治、日本語、コンピューターサイエンスなど選択肢が多いのも魅力です。

知人の卒業生からのコメントです。

大学生活を一言で言うとサバイバルです。
おすすめって言うから行ったのに、ひどい目に合った!」と言われたら嫌なので、あえておすすめはしません。大学卒業まで、何もかもを勉強に捧げる覚悟が必要となります。あと学費が高いです。
授業は1回でも欠席したら危険・3回ともなればFを覚悟した方がいいです。ここで辛いのは悪い成績が付くことはもちろん、F=単位がもらえない・でも授業料は返ってこない、ということです。20万くらい捨てることになります。だからみんな必死です。
入学して1学期終わらないうちに、かなりの人数が消えます。みんな辛すぎて辞めていきます。ただ、生き残った学生たちは勉強に対する意識がとても高く、必然的に真面目で良い人たちに囲まれて過ごすことになり、そういった意味では心穏やかな学生生活が送れます。
行くなら、必ず生き残ってください。

入試情報

この大学の面白いところは、1年3学期制(秋、春、夏)を採用していてどの時期でも出願ができるところ。書類選考のみで合否が決まります。

【書類選考】
   1. 願書
   2. 英文の自己紹介文(250〜400語)
   3. 英語資格試験のスコア(TOEFL、IELTS、PTEのいずれか)
※英語資格試験のスコア基準は下記の通り。
   – TOEFL iBT 79点以上
   – TOEFL PBT 550点以上
   – IELTS 6.0以上、または PTE 53点以上
   4. 英文の成績証明書

※あくまで英語の部分に特化した入試情報なので、具体的な詳細は公式HPの入試情報でご確認ください。

立教大学Global Liberal Arts Program(GLAP)

※大学公式HPスクリーンショット

特徴

Global Liberal Arts Program(GLAP)は立教大学が2017年4月にスタートさせた真の国際人を育成するためのプログラムです。

一人一人が主体的に考え、行動する学習環境のために授業は全て少人数で行われます。また、学生の全員が1年間海外の協定校に留学するのも特徴の一つ。留学後はその経験を活かし、より一層視野を広げるための教育カリキュラムが用意されています。

留学の準備の一環として、国際交流寮も用意されているので日本にいる時から異文化交流が出来るというのも魅力です。

入試情報

●第一次選考:書類選考
※出願条件として、下記のいずれかの英語資格試験のスコアが必要。
   1. ケンブリッジ英語検定(Cambridge English Qualifications)160点以上
   2. 実用英語技能検定(英検)CSE2.0スコア2,600点以上
   3. GTEC(4技能版)スコア1,190点以上
   4. GTEC CBTスコア1,160点以上
   5. IELTS(Academic Module)オーバーオールバンドスコア5.5以上
   6. TEAP(Reading / Listening+Writing+Speaking)スコア309点以上
   7. TEAP CBTスコア600点以上
   8. TOEFL iBTスコア72点以上
   9. TOEIC L&Rのスコアと2.5倍したTOEIC S&Wのスコアとを合算したスコア合計1,560点以上

●第二次選考
 1. 英文小論文
   2. 面接

※あくまで英語の部分に特化した入試情報なので、具体的な詳細は公式HPの入試情報でご確認ください。

英語で授業が行われる大学 〜ほとんどの授業が英語〜

早稲田大学国際教養学部

※大学公式HPスクリーンショット

特徴

2004年に開設された早稲田大学国際教養学部では少人数の授業で国際的な教養を磨きながら論理的思考を養うことに重点を置いています。一部の授業を除き、ほぼ全ての授業が英語で行われています。

日本語が母語の生徒には1年間の海外留学が必須となっています。私も上智大学在学中に留学していたハワイ大学で早稲田大学国際教養学部の学生に何名か会いました。

入試情報

●一般入試(英語、国語、地歴または数学、実用英語技能検定もしくはTOEFL®iBTの結果)※英語資格試験のスコアの最低ラインはありませんが、スコアによって入試の点数に加算される方式。

●AO入試

●センター試験利用入試

※あくまで英語の部分に特化した入試情報なので、具体的な詳細は公式HPの入試情報でご確認ください。

立命館アジア太平洋大学(APU)

※大学公式HPスクリーンショット

特徴

多国籍の学生が半数近くを占める立命館アジア太平洋大学(APU)は2000年に開校されました。

特徴の一つとして挙げられるのは、日英二言語教育を行っているということ。入学後はまず集中的に言語学習をしながら、その言語を使って専門科目の知識を深めていくという方針です。

大学には2つのセメスター(学期)があり、それぞれのセメスターは2ヶ月間で2つのクォーターに分かれています。同じ期間に学習する科目を減らすことで集中的に一つの科目の学習ができるように工夫されています。夏、冬には集中講義が行われるセッションもあり、全体的に『集中』に重きを置いたカリキュラムになっています。

入試情報

●A方式(英語、国語、公民/地歴/数学のいずれかの3教科)

●英語重視方式(3教科受けますが、英語+国語または選択科目の高得点の2教科で判定される)

●センター併用方式(英語と国語の独自試験+センター試験)

●センター試験方式(7科目型、5教科型、3教科型)

※あくまで英語の部分に特化した入試情報なので、具体的な詳細は公式HPの入試情報でご確認ください。

慶應義塾大学環境情報学部GIGAプログラム

※大学公式HPスクリーンショット

特徴

慶應義塾大学環境情報学部で2011年にスタートした英語プログラムは2015年には総合政策学部でも始まりました。環境情報学部と総合政策学部の生徒はGIGAプログラムの授業を履修することが可能

GIGAプログラムはITを基盤とした社会の様々な問題と向き合うことを目的としています。そのためカリキュラムはプロジェクトベースで、少人数のグループワークが主な授業スタイルです。GIGA内の授業は英語で行われますが、日本語で開講されている授業も選択できるところが魅力の一つ。

海外でのフィールドワークやインターンシップの制度もあります。

入試情報

以下はGIGAプログラムを履修することが出来る環境情報学部と総合政策学部の入試情報です。

●一般入試
   1. 数学または情報、外国語、数学および外国語のいずれか一つ
   2. 小論文

●推薦入試・AO入試

 ※帰国生入試もあります。

※あくまで英語の部分に特化した入試情報なので、具体的な詳細は公式HPの入試情報でご確認ください。

法政大学グローバル教養学部(GIS)

※大学公式HPスクリーンショット

特徴

法政大学のグローバル教養学部(GIS)では講義、ディスカッション、レポート、プレゼンテーションなど全て英語で行われています。少人数制の授業です。(外国語と体育授業は日本語)

英語の授業についていけないと不安な方もいるかもしれませんが、この学部では特別の補習プログラムも用意されているのでしっかりと入学後もサポートをしてくれる環境が整っています。

GISの一番の特徴は、なんと早期卒業制度という3年間で卒業出来る制度があること。

入試情報

●A方式入試(英語、国語)

●センサー試験利用入試 B方式(国語、地歴/公民、数学、英語の3教科)

●特別入試

※あくまで英語の部分に特化した入試情報なので、具体的な詳細は公式HPの入試情報でご確認ください。

まとめ

今回ご紹介した中にも大きく分けると大学全体で全て英語で授業が行われているという場合と、大学のとある学部のみが英語で授業が行われているという2パターンあります。

英語『で』学ぶ大学は、今のグローバル化社会で非常に価値ある存在です。4年間の大学生活が全て英語となれば英語力が圧倒的に伸びることは間違いなし。社会に出てから英語を武器にキャリア形成をしていくことが出来るでしょう。

私自身大学生活は決して楽ではありませんでしたが、周りの仲間がみんな高い英語力を持っていたことで刺激を受けたり、日々の英語での授業を4年間積み重ねることで英検1級を取れるレベルまで成長しました。

ただ大切なのは英語力だけではなく英語を使って幅広い知識を身につけ、国際的な視野を持つこと。それこそが世界で通用する人材になる第一歩です。私は多国籍の学生が在籍する国際色豊かな環境で4年間学ぶことが出来て本当に良かったと思っています。

この記事を読む方の中には既にお子さんが大学受験を視野に入れる年齢の親御さんもいるでしょうし、まだお子さんが未就学児という親御さんもいるでしょう。

いずれにせよこれを機に数えきれない大学という選択肢の中に英語で学べる大学を入れてみてはいかがでしょうか?