【トカゲ】や【カメレオン】が大好きなあなたへ ★英語絵本7選★

今回はトカゲの仲間が登場する英語絵本をご紹介します。

ヤモリやカメレオンもトカゲの仲間です。関連する英語も一緒に覚えておきましょう。

  • ヤモリ:gecko
  • イグアナ:iguana
  • カメレオン:chameleon
  • トカゲ:lizard
  • 爬虫類:reptile

※「爬虫類」である、「トカゲ」の仲間がヤモリ・イグアナ・カメレオン等

細かく分類していくとたくさんありますが、まずはこれらを覚えておくと便利です! 本を読んだり、検索するときの参考にしてみてくださいね。


トカゲの英語絵本 おすすめ7選

日本語版が出ているものは日本語タイトルも記載しています。また、読み聞かせの難易度を3段階(★~★★★)で示しています。

Blue Chameleon

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ひとりぼっちで寂しいカメレオンが主人公。他の動物に会ったら、体の色はもちろんポーズまでそれっぽく似せて “Hello!” “Nice to meet you.” と挨拶。時には果物やおもちゃ、石にも挨拶します。仲良くできる相手はみつかるでしょうか?

細かくしっかり、そしてキュンとくるようなイラストは一目でEmily Gravettのものだと分かりますね。個人的にはカタツムリの真似をするカメレオンがお気に入りです。

見開きで大きくイラストを見せ、左右に1単語ずつ英語が書いてあります。例えば “Yellow / banana” “Brown / boot” のような感じ。色の名前だけでなく “stripy” や “spotty” といった模様を表す単語も登場します。

幼児にはもちろん、カメレオン好きな大人にも読んで欲しい絵本です。

タイトル
Blue Chameleon
日本語タイトル
作者
Emily Gravett (著, イラスト)
難易度
★☆☆

Colin the Chameleon

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カメレオンのコリンは、兄弟たちのように体の色を変えることができません。どんな季節でも、どんな場所でも同じ色のままです。「コリンと一緒にいると、敵に見つかってしまう」と仲間たちは離れていきます。でもあるとき、その「色の変わらない体」を活かしてコリンが活躍します。

赤鼻のトナカイ」を彷彿とさせます。コリンが自分の体の色を変化させられるようになるわけでもなく、そのままの色で、そのままだからこそヒーローになれた、というハッピーな話です。

英文はだいたい1ページにつき1~2行程度で、文字の無い、絵だけのページもたまに出てきます。お話自体も起承転結がきちんとしていて分かりやすいです

タイトル
Colin the Chameleon
日本語タイトル
作者
Rachel Quarry (著)
難易度
★★☆

Neon Leon

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こちらのカメレオンさんも、自分の体の色を周りになじませることができず悩んでいます。名前はレオン。緑に囲まれていても、真っ暗な夜になってもレオンはオレンジ色の体のままです。先に紹介した「Colin the Chameleon」のコリンくんとは、また別の、うれしい結末を迎えます。

こちらの絵本はちょっと変わっていて、「何色になればいいか、レオンに教えてあげて!」と読者に呼びかけるような文章が頻繁に出てきます
このような、話に参加できるつくりの本は子供が喜びそうですね~。

タイトル
Neon Leon
日本語タイトル
作者
Jane Clarke (著), Britta Teckentrup (イラスト)
難易度
★★★

A Color of His Own じぶんだけのいろ

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Alfred A. Knopf Books for Young Readers
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レオレオニの絵本です。「じぶんだけのいろ」というタイトルで日本語版も出ていて有名な本なので、持っている方も多いかもしれませんね。

他の動物や物はそれぞれの色があるのに、自分だけはまわりに合わせて色が変わってしまう。「自分のだけの色」がない……というお話です。

前半は “elephants are grey” “pigs are pink” のように、同じ形の文章が繰り返されます。後半ではちょっとだけ英文が増えて3~4行程度になってきますが難しい単語や文章ではないので「英語読むの、そんなに得意じゃないんだけどな」という方にもおすすめです。

タイトル
A Color of His Own
日本語タイトル
じぶんだけのいろ
作者
Leo Lionni (著, イラスト)
難易度
★★☆

Go, Green Gecko!

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ニュージーランドに生息するヤモリ、Green Geckoの様子を詳細なイラストとともに分かりやすく教えてくれる絵本。作者のGay Hayも、イラストを担当するMargaret Tollandも、どちらもニュージーランドの方です。

この本を読むまで、ニュージーランドにこんなかわいいヤモリがいるなんて知らなかったなぁ~。

虫や木の実、水に向かって舌を伸ばし、パクパクっと食べてしまう場面が繰り返されます。そのたびに、”Watching out for danger” のフレーズも何度も出てきます。

後半では天敵である鳥に出会ってしまい、見開きページたっぷりにちょろちょろと逃げ回る様子も見ることができます。
後を追うように書かれた、into the ●●, over the ●●,… といった位置・方向を表す英語もたくさん登場するので自然と覚えられて良さそうです。(こういう前置詞、覚えるの苦労しましたよね……笑)

タイトル
Go, Green Gecko!
日本語タイトル
作者
Gay Hay (著), Margaret Tolland (イラスト)
難易度
★★☆

G Is for Gecko: An Alphabet Adventure in Hawaii

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ヤモリがハワイをうろうろしながらABCを紹介してくれます。

“H is for Hula” “N is for Nene” のように、ハワイを意識した単語も登場して面白いです。(Hulaはフラダンスのフラ、Neneはハワイの鳥です)
普通の “A is for Apple.” などのありきたりなモノを使ったABCに飽きたという場合におすすめ!

“C is for Cat that chases him about.” で部屋を飛び出し、外を散歩したり、仲間と遊んだり……AからZまでを使いつつヤモリくんの一日を追い、ちゃんと1つのストーリーにもなっています

イラストは、個人的にはもう少しリアルに寄せて描かれたヤモリが好きなんですが、読んでいるうちにコレもかわいくてたまらない! という気分になってきました!!

タイトル
G Is for Gecko: An Alphabet Adventure in Hawaii
日本語タイトル
作者
Don Robinson (イラスト)
難易度
★☆☆

The Mixed-Up Chameleon ごちゃまぜカメレオン

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「はらぺこあおむし」の作者、エリックカールの絵本です。

様々な色に変化できるカメレオン。あるとき、動物園で他の動物を見て「あんな風になりたい!」と思い始めます。どんなことも願えば叶い、フラミンゴのようなハネがはえたり、きつねみたいな尻尾が生えたり……。最後はカメレオンの面影がほとんどなくなってしまいます。さて、最後はどうなる?

前半は説明的な英文が並ぶのでちょっと大変かもしれません。でも、中盤からは同じフレーズ “I wish I could be ●●(動物の名前)” が繰り返されます。ページごとに変な生き物になっていくし、小さい子こういうの好きそう~! と思いました。

レオレオニの影響を強く受けたエリックカールのカメレオンの本。先にご紹介した、レオレオニ作の「A Color of His Own」も同じくカメレオンの本。一緒に読んで、作風を比べてみても面白いですね。

タイトル
The Mixed-Up Chameleon
日本語タイトル
ごちゃまぜカメレオン
作者
Eric Carle (著, イラスト)
難易度
★★★

絵本での人気ナンバーワンはカメレオン?

トカゲの中でも、カメレオンはキャラクターとして活躍させやすいのか、絵本での登場率は一番多い感じがしました。

体の色を変えられるだなんて、わくわくさせるような要素を持っているのですから当然なのかもしれません。そしてその特徴が、絵本の中では彼らの悩みや希望に繋がっていましたね。

ところで、筆者は「グリーンバシリスク(Basiliscus plumifrons)」というイグアナ科のトカゲが一番好きなのですが、絵本となるとちょっと見つからず……。いつか、彼らの魅力を最大限に引き出している英語絵本を見つけたら、この記事にも追加したいと思っています!!


他の動物が出てくる英語絵本も見てみたい、という方はこちらから探してみてください。


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