【くまさん・テディベア】が好きな子供のための英語絵本8選!

自分の子供や、知り合いへのプレゼントに英語絵本を考えている方も多いのではないでしょうか。英語・日本語にかかわらず絵本のプレゼントは子供からしても嬉しいものです。

選ぶ際には子供が「何を好きか」でチェックするのが手っ取り早いです。

この記事では、「テディベアやクマさん」を好きな子が喜びそうな英語絵本を紹介しています。翻訳版が出版されているものに関しては、日本語タイトルもあわせて記載しています。

本が大好きで、本屋で何年も働いていた筆者がじっくり選びました。


テディベアやクマが活躍! おすすめ英語絵本

どの本を見てもアマゾンでは対象年齢は「4~8歳」となっていますが、読み聞かせることを考え、文章量を星(☆☆☆~★★★)でざっくり記載しています

  • 【★☆☆】ほぼセリフのみ
  • 【★★☆】1ページにつき基本的に2~3行の短い文章・セリフ
  • 【★★★】地の文もそこそこ

Where is Bear?

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動物たちが、森でかくれんぼをします。最初はうさぎが鬼で、つぎつぎに仲間を見つけます。でも、どうしても熊だけが見つからず心配になって全員で探しに行きます。無事見つけることができるでしょうか? 最後はしっかりオチもついていて、クスッと笑える本です。

「どこ?(where?)」「出ておいでよ!(Come out!)」といった、かくれんぼ(hide-and-seek)をする時に使うセリフがいっぱいです。

動物はきつね、りす、スカンク、カメ、へび、テントウムシ、かえると色々出てきます。

文章は、

Ladybug rides on Snake’s long tail
as they explore a curvy trail.

のように、韻を踏んでいて、読んでいても心地いいです

タイトル
Where Is Bear?
日本語タイトル
作者
Lesléa Newman (著), Valeri Gorbachev (イラスト)
文章量
★★☆

Bear and Hare: Where’s Bear?

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こちらもかくれんぼのお話です。「1,2,3…」と数えて「Where?」と探し、「There!」と見つける繰り返しです。文章はかなり少な目、かつ数を数えているだけの部分が多いので小さな子におすすめです。「まずは数字を英語で覚えて欲しいな~」という場合にもぜひ!

キンドルでも買えますが、小さな子にはやっぱり、丈夫なボードブックがおすすめです。

タイトル
Bear and Hare: Where’s Bear?
日本語タイトル
作者
Emily Gravett (著, イラスト)
文章量
★☆☆

同じシリーズの本

同じ「Bear and Hare」シリーズで他にも出ているので、1冊気に入ったら集めてみてはいかがでしょう?
文章量はどれも「Bear and Hare: Where’s Bear?」と同じくらいで、ほぼセリフのみです。

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Where’s My Teddy? まーくんとくま

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人間の男の子、エディが、大切にしているテディベアを探しにいきます。森の中で見つけたのは自分のテディベアではなく、巨大なテディベア。このテディベアの持ち主は? エディのテディベアは見つかるでしょうか?

人間と動物が登場するとはいえ、日本のファンタジー全開の描かれ方とは違います。木々はどれも高く、巨大なテディベアも大きいだけなのにどこか不気味です。
子供から見た「外の世界」へのうっすらした恐怖みたいなものが、いい感じに表現されています。

ページの中に漫画のようコマを割っている箇所があり、それも印象に残っています。

タイトル
Where’s My Teddy?
日本語タイトル
まーくんとくま
作者
Jez Alborough (著, イラスト)
文章量
★★☆

Two Hungry Bears

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一緒に暮らす2匹のクマさん。2匹ともものすごくお腹がすいていて、1匹が「買い物に行ってくるよ」と言って出かけます。でも、途中で我慢できずに買ったものを食べてしまいます。さて、家で待っているもう1匹のクマさんはどうするでしょうか?

ただただ色んなもの食べています。その度に、お菓子やくだものの名前もいっぱい出てきますよ
このクマさんたち、食べているときにすごくいい表情してるんですよ~! 2匹が暮らす家の中の様子もカワイイ!

この話で、なんとなく「やぎさんゆうびん」を思い出しました。

タイトル
Two Hungry Bears
日本語タイトル
作者
Linda Cornwell (著), Jane Chapman (イラスト)
文章量
★★★

You’re All My Favorites パパとママのたからもの

お父さん、お母さん、そして3匹の小熊たちの家族のお話です。
両親は3匹を「世界でいちばん素敵よ」とてもかわいがりますが、ある日子供たちは思います。「どうしてそんなことが分かるの?」「3匹の中で1番は誰なの?」「他の2匹は◯◯なのに、ボクは違う……
幼く、不安な気持ちを包み込む両親の言葉とは……?

おなじみ「Once upon a time…」から始まるのでなんとなく安心感があります。ストーリーもほのぼのしていていいですね。クマさんたちが集まってごろごろ寝そべっている絵がカワイイです。それぞれ身体の色や模様が違いますが、これもちゃんと話に絡んできます。

全体的にはかんたんな英語のみが使用されていますが、よく見ると何を読むのにも大事な単語がいっぱい出てきます。
3匹出てくるのでfirst, second, thridという序数が出てきたり、お互いを比べたりするので比較級や最上級も頻繁に登場します

タイトル
You’re All My Favorites
日本語タイトル
パパとママのたからもの
作者
Sam McBratney (著), Anita Jeram (イラスト)
文章量
★★☆

A VISITOR FOR BEAR おきゃく、おことわり?

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「来客お断り」と、ドアに貼り付けるほど他人(多動物?)を拒むクマさんと、しつこく訪れるネズミくんのお話です。追い出しても追い出しても、ドアや窓全て閉めても入り込んでくるネズミくん。繰り返されるやりとりを楽しめるようになっています。

トムとジェリーの追いかけっこを見ている気分になります。(あそこまで激しくはありませんけどね)
ネズミくんに怒鳴ったり、じーっと睨んでドアを閉めたり、「これで大丈夫!」と満足げに微笑んだり、挙句の果てには泣き出してしまったり、コロコロ変わるクマさんの表情も楽しめます。

クマさんの気持ちになると、この話は好みが分かれるところだと思います。でも、そんな感想を親子で言い合ったりして楽しむのもいいかもしれませんね。幼いうちはただただやり取りを楽しんで、大きくなってもう一度読んで「嫌いだなあ」と思ったり、「それはどうしてだろう?」と考えたり、何段階かに分けて読める本だと思います。

タイトル
A VISITOR FOR BEAR
日本語タイトル
おきゃく、おことわり?
作者
Bonny Becker (著), Kady MacDonald Denton (イラスト)
文章量
★★☆

Corduroy くまのコールテンくん

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売り場に並べられたクマのぬいぐるみは、ある日自分の服のボタンが1つ無いことに気づきます。そして、夜中にボタン探しの冒険が始まります。エスカレーターに乗ったり、たくさんの家具を見て「宮殿みたい!」と思ったり、ぬいぐるみ目線での物語が楽しめます。

コールテンくん!!
私も小さい頃、この本大好きでした! ぬいぐるみはひそかに活動している、というあたりが魅力的だったのかもしれません。全体的に使用されている色も鮮やかで、眺めているだけでも楽しい本です

日本語だと「ずっと○○してみたいなあって思ってたんだ」という訳で繰り返されるフレーズが印象に残っています。英語だとここは「I’ve always wanted to…」となります。よくテストに出るやつですね。

タイトル
Corduroy
日本語タイトル
くまのコールテンくん
作者
Don Freeman (著, イラスト)
文章量
★★★

Bear Snores On くまさんはねむっています

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Margaret K. McElderry Books
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吹雪の夜、クマさんは洞穴で冬眠中。そんな中、さまざまな動物がそっと入り込んできます。ねずみやうさぎ、もぐらなどが火をおこし、食事をし、ちょっとしたパーティ状態に。そんな中、そばで眠り続けるクマさん。いつまで眠り続けていられるでしょうか?

itty-bitty mouse, pitter-pat, tip-toe, creep-crawls in the cave」のような、リズミカルな文章がたくさん出てきます
動物たちがどんどん登場するのもワクワクしますね。並んで食事したり踊ったりする絵が最高にカワイイ!! 私も混ぜてー! という気分になります。

タイトル
Bear Snores On
日本語タイトル
くまさんはねむっています
作者
Karma Wilson (著), Jane Chapman (イラスト)
文章量
★★☆

同じ作者の本

同じ作者、おなじクマさん(+動物なかま)のシリーズで、いくつか本が出ています。ボードブックのセットもありますよ~。

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Little Simon
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動物たちが仲良くしている様子がなんともキュートで、どの本も、どのページを見てもニコニコしてしまいます


こんなのもありました。

くだものや動物の数を一緒に数えるお話や、色を覚えていくような話です。こちらのタイプは文章量がちょっと少なめです。


くまの描写もいろいろ

のっそり動く感じの「The 熊!」という印象のクマさんから、テディベア・ぬいぐるみタイプのクマさん、本によって様々な描写をされていますね。

テディベアが大好きでいっぱい持っている子は、「友達が活躍している」感覚の延長で、のっそりタイプのクマが活躍する話も喜んでくれるのではないでしょうか。

私は昔からウサギが好きだったので、クマの本はそこまで多くは読んでいないのですが、そんな中でも「コールテンくん(Corduroy)」はすごく好きだったのを覚えています。クマはクマでも「ぬいぐるみである」というのがポイントだったのかもしれません。

「別にうちの子、クマはそんなに好きじゃないし……」という場合も、よかったらコールテンくんだけでも買ってあげてください! なんなら日本語でもいいので!!

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他の動物が出てくる英語絵本も見てみたい、という方はこちらから探してみてください。


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