【ペンギン】が出てくる英語絵本7選 ★有名なあの本も紹介★
水族館の人気者、ペンギン。不安定にペタペタ歩く姿が愛くるしいですよね。
今回は、そんなペンギンが登場する英語絵本をご紹介します。
ペンギンが大好きな子供へ、もしくは自分自身がペンギンの本を読みたい! というあなたへ、ペンギンのかわいらしさを堪能できる絵本を選びました。
ペンギンの英語絵本 おすすめ7選
日本語版が出ているものは日本語タイトルも記載しています。また、読み聞かせの難易度を3段階(★~★★★)で示しています。
Penguin Says “Please”
ペンギンの子供が”please“を使う練習をします。誰かにお願いするときは”please”って付けようね、と親に教えてもらい、丁寧な言葉を使うようになります。
例えば”Give me something to eat!“は、単純に”Please give me…”になるのではなく、きちんと”Please, may I have something to eat?“と変わっていきます。
疑問文にする時は助動詞を先頭にもってきて……と、学校で習うような文法が頭に入っていなくても、なんとなく「丁寧に言うときはこんな表現になるんだな~」と覚えられると思います。
パキッとした配色も目を引く絵本です。
同じシリーズの絵本
「Hello Genius」というシリーズで、かんたんな英語のフレーズが学べるようになっています。”Thank You”や”Sorry”、”Calm Down”などがあります。こちらは”Thank You”の本。↓
こちらは上で紹介した”Please”と”Thank You”を含む6冊セットです。↓
That’s Not My Penguin
さらさら、つやつや、ふわふわ……など、感触を表す英語を学べる仕掛け絵本です。
ふわふわ(fluffy)のところは本当にふわふわした素材が貼り付けてあったりするので触っているだけでも楽しいかも!
文章はオマケ程度に添えられている感じなので、初めての絵本としてもおすすめです。
同じシリーズの絵本
こちらも同じシリーズでたくさん出ています。犬、うさぎ、鳥などのスタンダードな動物の他に恐竜やユニコーン、お人形などジャンルの幅が広いです。
シリーズ名の「 (That’s Not My…)」で検索してみてください。
If You Were a Penguin
「ペンギンだったら、こんなことができるよ!」と、一つ一つ紹介していきます。同じフレーズの繰り返しでリズムよく読めます。
「もし君がペンギンだったら……」という流れで紹介していくため、常に”You could…“が使われます。
仮定法ってどんなのだっけ、どうして過去形にしないといけないの? ……と、混乱してきた大人にもおすすめです。こんな風に絵本で何度も繰り返されると嫌でも覚えます。
Lost and Found まいごのペンギン
ある日、迷子のペンギンを見つけた男の子。どこからやってきたのかは分からないけど、南極に帰してあげなくちゃ、と考えます。必要なものをカバンに詰めてボートに乗り、長い海の旅が始まります。
独特のタッチで描かれるイラストや、透き通るような色彩が印象に残ります。実際は同じ表情を保っているペンギンの顔も、読んでいくうちになんとなく寂しそうだったり、楽しそうだったり、見え方が変わってきます。
タイトルに込められた「Lost and Found」の意味は、読み終ると同時に分かり謎が解けたような気分になります。
同じシリーズの絵本
同じ男の子とペンギンが登場する絵本はこちら!
Be Brave Little Penguin
小さなペンギンのPip-Pipは臆病で、海に入ることができません。本当は友達と一緒に泳ぎたくても、いつも一人で遊んでいました。ある日、お父さんペンギンとお母さんペンギンに誘われ、少しだけ海に入ってみることになり……?
少しだけ勇気を出したら、楽しい世界が待っているよ、というメッセージを分かりやすく伝える一冊です。
とにかくたくさんペンギンが出てきて、ペンギン好きなら転げまわって喜ぶようなイラストばかり。1ページ1ページ、いろんな場所でたくさんのペンギンたちが遊んでいる様子が描かれています。
Little Penguin LOST
3匹のペンギン兄弟のお話です。兄弟の中で一番小さいPlipは、ある日大切にしていたおもちゃをなくしてしまいます。吹雪の中、おもちゃを探しに飛び出したPlipと、追いかける兄弟たち。そして、大きなセイウチに遭遇してしまいます。
つららを顔にくっつけて「セイウチごっこ」をしたり、笑い転げたりするペンギンたちの様子が微笑ましいです。
最後も素敵な結末で「よかったね」とほっとさせられます。
大切なおもちゃを無くしてしまった子供や、それに付き合わされる家族に寄り添うような話です。ペンギンたちの言葉や行動に、「分かる~~!」となるはず!
And Tango Makes Three タンタンタンゴはパパふたり
ペンギンのロイとサイロはオス同士のカップルです。他のカップルと同じように巣をつくり、自分たちのところにも卵が現れるのをじっと待ちます。ためしに石を拾ってきて温めても、当然孵りません。それを見た飼育員は、ある日、人工飼育が必要だった卵を彼らの巣に置きます。卵は孵り、2匹は大切に赤ちゃんを育てていきます。
ニューヨークにあるセントラルパーク動物園での実話をもとにしたお話。動物の同性愛を扱った絵本として話題にもなったので、ご存じの方も多いと思います。
こう書くと、堅苦しい内容のように感じるかもしれませんが、実際は2匹が楽しく遊ぶ様子だったり、空っぽの巣を見て「あれー?」と言っているような表情がただただ微笑ましい絵本です。赤ちゃんが殻から出てきたのを見た2匹の表情も最高にカワイイです。
ページによっては英文が数行にもわたり、すこし長いですが単語の難易度は低いので難しくはないと思います。
絵も話も本当にかわいくて、幸せな気分になれるのでおすすめです。
さいごに
かわいいペンギンたちの英語絵本をご紹介しました。
ペンギンは英語でもPenguinですが、発音はペングィンという感じになります。思い切って「グ」と言ってしまうとそれっぽくなりますよ!
他の動物が出てくる英語絵本も見てみたい、という方はこちらから探してみてください。