【アナと雪の女王】を英語で楽しむコツ&勉強にもおすすめのアイテムを伝授!
全世界で大ヒットを記録した「アナと雪の女王」、子供たちを夢中にさせたこの映画を英語でも楽しんでみませんか?
「アナ雪」はディズニー映画の中では比較的ゆっくり、かつ分かりやすい英語でセリフが展開されています。
これを機に英語に触れる子供たちにはもちろん、「海外ドラマや映画で英語を勉強しようとしたけど、難しすぎて挫折しちゃった……」という大人の方にもおススメです。
この記事では、
「子供がアナ雪を気に入っているけど、英語ではどうやって見せたらいいかな?」
「やっぱり英語だとあまり楽しめないみたい。どうしよう?」
といった子供との接し方についての疑問にお答えしつつ、おうち英語が盛り上がる、DVD・Blu-ray以外のアナ雪グッズも紹介しています。
全英語セリフ(スクリプト)を網羅した書籍も紹介していますので、こちらはもう少し上級者の方にも参考にしていただけるかと思います。
アナ雪の英語版ってどんな感じ?
「アナと雪の女王」は2013年に公開されたディズニーのファンタジー映画です。2019年には続編の「アナと雪の女王2」が公開され、こちらも子供に連れられ、映画館に足を運んだパパとママが多いことと思います。
いずれも、美しい映像と耳に残るテーマソングが話題になりましたね。
英語版は見たことがない、という場合もCM等で「れりご~」の歌だけは英語版も結構耳にしてきた、という方は多いのではないでしょうか。
ディズニー作品の中では「アナ雪」が英語学習初心者にぴったり!
さて、世界中の子供たちに愛されているディズニー作品ですが、実はディズニーのアニメは、うっかり英語の勉強の序盤に手を出して挫折する人が多い、トラップのようなジャンルなんです。
ディズニーは日本でも英語教材が販売されていたり、子供の勉強にぴったりと思ってしまいがちです。
確かに子供向けではありますが、元々のアニメは決して英語初心者向けではないと思います。「意外と早口でついていけない」「聞き取れない」と感じることが多いでしょう。
ですが、アナ雪はそんなディズニー作品の中でも比較的ゆっくり、聞き取りやすい英語で話してくれます。
短いセリフも多く、マネをするのも苦ではないでしょう。
使われている単語・言い回しに関しても、高校生くらいであればほぼすべて理解できるレベルです。
アナ雪という作品が好きなのであれば、英語の勉強のスタートにはとてもおすすめです。
YouTubeでちょっと見てみよう
DVD・Blu-rayを持っているという方も多いと思いますが、今すぐ引っ張り出してくるのは面倒だと思うので、ここで英語の感じをちょっと見てみましょう。Walt Disney Animation Studiosからアップされている動画です。
アナがエルサを探しに行くシーンですね。
非常にクリアで、聞き取りやすい英語なのがお分かりいただけると思います。
これがトイストーリーだったら、マシンガントークが続くしキャラが多くてざわざわするので結構大変です。アナ雪はメインキャラも少なく、基本的にこのように静かなシーンが多いので、それも聞き取りやすい理由です。
「思ったより聞き取れるじゃん! 全部見てみたい!」となったら、ディスクをセットして再生してみましょう。
「アナと雪の女王」を英語で観てみよう
DVDやブルーレイ、タブレット端末などで、英語音声に切り替えて見てみましょう。
子供に見せる場合、この時気を付けていただきたいのは、英語で観ることを強制しないことです。
そして、音声を英語にして、子供たちにポーンと丸投げするのではなく、一度はママ自身も一緒に見てくださいね。「話の筋がわからない」という場合は、日本語字幕を出してもOKです!
好きなシーンだけ、1チャプターだけ、と少しずつ見てみるのもいいと思います。
英語版があまり楽しめないときは……
中にはイマイチ英語版を楽しめないというお子さんもいますね。
そんな時は慌てず、ちょっと時間をおいて、ここで紹介する方法も試してみてください。
歌で英語に触れよう
「アナと雪の女王」の魅力は、なんと言っても、素晴らしい歌の数々にあります。
本編を英語で観ることが受け入れられなくても、子供は歌が大好きですし、歌パートだけなら楽しんでくれるかもしれません。
例えば、こんな曲がありましたね。
- Let it go / レット・イット・ゴー
- Do You Want To Build A Snowman? / 雪だるま作ろう
はぁ~~~! やっぱり名曲ぞろい!!
当時、世界中のアナ雪ファンが、劇中歌を真似した動画をYouTubeにあげ、話題になりました。
子供は何度か聞くうちに、英語の歌もすぐ口ずさむようになるので驚きです。大人のように歌詞がどうなってるのか気になったりせず、聞こえた音だけで覚えられるって素晴らしい……!
せっかくの大好きな映画ですので、英語でも歌えると楽しいですね♪
いつでも聞ける! おススメのCD
アナと雪の女王のCDは色々な種類があります。中には日本語版だけを収録したCDもありますので、英語の歌を探している人はご注意ください。
こちらのサントラは、日本語・英語両方の曲を収録してあり、間違いありません!
もう日本語版を持っている方や、英語版だけが欲しい方はこちらがおすすめ。
こちらは続編の「アナと雪の女王2」のサントラです。英語版と日本語版、両方が収録されています。
ここで、かけ流しのちょっとしたポイントです。
何かを習慣にしたい場合、その行動をするまでの動作は、極力少ないほうが続くと言われています。
続けやすい工夫をしてあげることも親の重要な役割です。なのでCDを買ったら、iPadやスマホに音源をおとしたり、車のHDDに入れたりと、「聞きたい!」と思った時にすぐ聞ける環境を整えましょう。
また、耳が暇をしてる時って結構あります。
我が家では、朝起きてきた時~朝ごはんの時にBGMとして流しています。おやつタイムや、夕飯時もおススメです(食べてる時ってリラックスしてるから良いみたいです)
もちろん、アナ雪大好きっ子なら、遊びタイムに大音量で聞くのも楽しいですね!
シールブックで遊んでみる
いっそ映像から離れて、おもちゃ的なもので遊ぶのもいいと思います。
ママ自身が英語が得意! という場合には特におすすめの輸入版幼児向けワークをご紹介します。
日本の子供向けにアナ雪シリーズの「ひらがな」や「かず」の本が出版されていますが、おうち英語に役立ちそうな輸入版幼児向けワークも、Amazonですぐ手に入れられますよ!
これはシール遊び絵本です。
ただやみくもにシールをはっていくよりは、ママが子供に読んであげて、一緒にアクティビティーをこなしていくほうが良いと思います。
が、楽しみ方は人それぞれですので、ご褒美のシールブックとして使うのもありかも。60以上のフルカラーシールが入っています。
これは幼児向けワークと塗り絵が一緒になっている本です。塗り絵の他に、点つなぎや言葉あそび(アルファベットを使うもの)が楽しめます。
アナ雪英語版のセリフを覚えて遊べる本
見ているだけじゃ物足りない! 歌は歌えるけど、セリフも言えたらもっと楽しいかも!?
ということでしたら、英語のスクリプト(セリフ)が分かる本をおすすめします。
子供はキャラクターになりきってあそぶのも好きですから、どんどん英語のセリフも覚えて楽しんでもらいましょう!
アナやエルサの声がする! 朗読CD付き絵本(小さい子向け)
「アナ雪」シリーズの本は英語・日本語版共にたくさん出版されています。
その中でも、親子で一緒に、そして気軽に楽しめそうな絵本がこちらです。
きれいな絵と10分程度のCD付きで、1000円以下という驚きのコスパ!!!
朗読CDは初めから終わりまで同じ人が読み上げることが多いですが、この本は、セリフの部分はアナやエルサの声がはいっています! ファンにはたまらないですよね!
効果音も入っているので、小さなお子様と一緒に楽しむのにぴったりの本です。
全セリフを網羅! シナリオ本(大人・ちょっと大きい子向け)
比較的わかりやすい英語で構成されている「アナと雪の女王」ですが、中には早くて聴き取れなかったり、知らない表現や単語がでてきます。
この本は映画の台本のように、全セリフが掲載されています。
「英語のセリフをじっくり読みたい」
「知らない表現を勉強してみたい」
「大好きな登場人物になりきってセリフを言ってみたい」
「子どもとロールプレイをしてみたい」
という時にぴったりの本です。
ほぼ全てのページに映画のワンシーンが載っているので、気分も上がります。
そして全セリフに丁寧な日本語訳とポイント解説付きなので、英語学習の読み物としては充分!
どちらかというと大人や、年齢の高い子向けですが、大好きなアナやエルサのセリフを、ママがスラスラっと言えていたら……!
子供にたくさん聞かせてあげることもできますし、好きなシーンを兄弟や親子で演じて遊ぶのも楽しいですよ(^^♪
なお、こちらの本にはCDやDVDはついていません。アナ雪のDVDやブルーレイを持っていない方は、そちらも合わせて揃えることをお勧めします。
まとめ
子供が好きなものを一緒に好きになると、共通の趣味が増えて仲良くなれます(^^♪
恐竜が好きな子は、恐竜の切り口で英語に触れてみる。プリンセスが好きな子は、プリンセスの切り口で英語に触れてみる。
アナ雪が好きなら、まずはその映像や音楽で気軽に英語に触れてみてください。
絵本やシナリオブックも活用して、できれば親も一緒になって、キャラクターに思いきりなりきって遊ぶのも楽しいと思いますよ。個人で英語教室を開いている方にもおすすめです。
『好きなもの』を使って、英語をもっと楽しめるといいですね♪