【ナーサリーライム】を英語で聴こう!
今回はマザーグースの歌を見ていこうと思います。
マザーグース(Mother Goose)とは?
英米の童謡の総称です。ナーサリーライム (Nursery Rhymes) の方が一般的な呼ばれ方のようです。
どちらの単語も「?」となった方も、もしかしたら子供のころから知っている歌の一つ二つくらいは マザーグースだったりするかもしれません。
例えば「ロンドン橋落ちた」「メリーさんのひつじ」なんかもマザーグースです。
ね、知ってるでしょ?
特徴
一つ一つの詩は短く、リズムがとてもいいです。
今回改めてYouTubeでも検索してみました。
私が知っているのとは若干違うメロディのものもありましたが、詩はそのままなので思わず口ずさみたくなるところもそのままです。
聞けばわかりますが長い歴史の中で生き残ってきただけあって、記憶に残る要素をふんだんに含んでいます。
韻を踏んだ単語の並びや、ちょっと不思議だったり、怖かったりするストーリー、歌いながらダンスや手遊びができるようなものも多いです。
おすすめする理由
記憶に残る
先に挙げた通り、記憶に残りやすいというのがまずあります。
私には小さなころ、意味も分からず歌っていた歌がたくさんありました。
それが曜日だったり果物だったりの名前を覚えるための歌だったことに気づいたのは中学生くらいのころでした。
先生に単語を教えてもらいながら
「あれっ、なんか私それ知ってる。歌える……なぜ? この記憶は一体!?」
のように、前世の記憶を持って生まれてきたみたいな感覚に陥ったことがあります。何かの呪いかとも思いました。
小さなころの記憶なんてほぼありませんが、歌だけは覚えていて、こんな感じでちょっとだけ役に立ちました。
本や映画に触れる際に役立つ
これだけ有名な詩なので、あらゆるところで引用されます。
むしろ「知ってるよね」が前提で何の説明もないことが多いです。聖書やシェイクスピアと同じくらい使ってきます。
本だと、親切なものであれば「※」でちょっとした解説を書いてくれているものもありますが翻訳の人も面倒なんでしょう、あまり見たことはありません。
でも翻訳者さんはできる限り「(解説が無くても)知らない人にもおもしろいように」と気遣って文章を構築しています。
だから原文と大きく違う訳などが出てくるのです。
そういうものすら無い原文だと、マザーグースを知らない人にとっては意味不明だと思います。
「不思議の国のアリス」のハンプティ・ダンプティだって、マザーグースが元です。
本だけではありません。
映画だったり、日常の会話の中にもしれっと引用されてしまいます。
英米のこどもたちにとって、マザーグースは幼少期から常識のように刻み込まれている記憶だからです。
引用するだけで何らかのニュアンスが伝わるんです。
日本でもよく知られたアニメでいうと「パワーパフガールズ」があります。
毎回、「女の子って何でできてるの?」というフレーズから始まります。 あれもマザーグースが元ネタです。
マザーグースを知らなくても楽しめはするのですが、知っているからこそあの入りがパロディだと分かり、面白いのです。
動画紹介
では、ちょっと聞いてみましょう。
- Hey Diddle Diddle
- 歌詞の意味は日本語訳を聞いてもさっぱり分からなかったのですが、そこが好きだった記憶があります。
- Lavender’s Blue
- dilly, dilly…の部分が好きでよく歌っていました。
- Old MacDonald Had a Farm
- ノリノリで好きでした。
- Pat-a-Cake
- この動画のように友達と踊り狂う必要はないですが手だけパタパタして歌うと楽しいです。
- Head, Shoulders, Knees, And Toes
- 有名なやつですね。体の部位をタッチしながら覚えます。
5つだけピックアップしましたが、たくさんあるので検索してみてください。
おすすめ絵本
検索しろって言われてもタイトルわかんなーい、という人はいっそCD付きの本を買ってしまうのをおすすめします。
個人的にはネットで動画をみるよりおすすめです。
絵本だけ勝手に子供が眺めててくれるし、ある程度の年齢だと自分でCDセットして流して聞いていてくれます。パソコンはなかなかそうはいきません。
一つ買って置いておきましょう。
絵本は日本語訳(ふりがなも)がついているのがいいかもしれないです。
子供が興味を持ったときに親が解説してあげたり、勝手に読んでくれるかもしれません。
このあたりがいいのかなと思います。
「詩」自体は同じなので、絵や装丁の好みで選んでしまって大丈夫だと思います。
まとめ
マザーグースに慣れ親しんでおけば、後々とても役に立ちます。
子供のころに刻まれた記憶は呪いのように付きまといます。
私も今回ちょこちょこ調べながら記事を書いていましたが思ったより歌詞を覚えていて、子供のころの記憶に恐怖しました。
振り付けは本に載ってなければネットの動画で確認してみてね!
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