【子どもに英語を教える仕事に就くには?】元こども英語講師が教えます!

年々需要が高まっている「英語」というコミュニケーションツール。

いよいよ小学校でも英語学習がスタートしています。

この時代の流れで、求人が多くなっている職業が「子どもに英語を教える仕事」です。

・子どもに英語を教える仕事ってどんな職業?
・なるには?
・どんな人が向いてる?
・資格は必要?
・面接はどんな感じだった?
・留学経験がないとダメ?

大手英会話学校のカウンセラーを経てこども英語講師になった筆者が、「子どもに英語を教える仕事」のあれこれにお答えします!


子どもに英語を教える仕事って?

「子どもに英語を教える仕事に就きたい」

では、具体的にどんな職業があるでしょうか?

児童英語講師」「こども英語講師」「子ども英会話講師」など呼び方は色々ありますが、働く場所によって、その仕事内容も大きく違います。

・小・中・高校の講師
・インターナショナルスクールや、英語に力を入れている保育園・幼稚園の先生
・英会話学校(習い事)の講師

まずは、「子ども」⇒誰をターゲットにしたいのかを明確にしましょう。

学校の先生として、大勢の子どもたちに英語を教えてあげたいのか。
0~6歳くらいまでの子どもたちに英語を教えたいのか。
または、小さい子はもちろん、大人にも教えたいのか。

それによって、進むべき道も変わってきます。

私は「0歳~小学生くらいの子どもたちに英語の楽しさを伝えたい!」と思い、大手英会話スクールのカウンセラーから、某子ども英会話スクールの講師に転職しました。

子ども英語講師の仕事内容

ここからは、私の経験を踏まえてお話していきますね。

主な仕事内容

・レッスン
・保護者や生徒のケア
・発表会やハロウィンなどイベントの企画運営
・体験レッスンの講師
・事務作業

 

子ども英語講師のメインのお仕事は、日々のレッスンです。
ですが、「質の良いレッスン」を行うためには、事前の下準備が大切ですし、季節のイベントや発表会などやる気をアップさせるようなイベントを講師たちで企画運営していました。

そしてレッスンの次に大切だったのが、保護者対応です。

保護者の対応がしっかりできる人は生徒数もどんどん増えていきますし、逆に保護者対応を怠ってしまうと、信頼関係がうまくいかず、途中退会の子が増えてしまったりします。

その日のレッスンのポイントや、「○○ちゃんは最近本当によく集中してレッスンに参加していますよ!」など、レッスンで気づいた成長を保護者と共に共有する作業が大切です。

また、私が勤めていたスクールでは体験レッスンなどの集客業務は営業さんが担当していましたが、スクールによっては、チラシ配りやホームページ作成など、集客業務まで任されることもあります。

子ども英語講師の面接ってどうだった?

私が「子ども英語講師になりたい!」と思って、一番不安だったのが面接です。(笑)

どんな厳しくチェックされるんだろうか…。
超難しい英文が出てきたらどうしよう…。

ですので、一例として、私が受けた面接のお話をしておきたいと思います。

採用試験の一例

・英語の筆記試験
・面接(日本語、英語)

英語の筆記試験

まずは英語の筆記試験です。

内容は以下のようなものでした。

・単語の発音問題
・クラスルームイングリッシュ
・問題文の絵に見合った英文を書く
・簡単な単語のスペルチェック

 

クラスルームイングリッシュ】とは、英語でレッスンを行う時によく使うセリフのようなものです。

例えば、
“Let’s make a big circle.”(大きなまるを作ろうね)

“Let’s sing a song. Who’s first?”(お歌を歌いましょう。誰が一番に歌う?)

子どもに対する指示は色々な言いまわしがありますが、なるべく簡潔でやさしい単語を使うことが好まれます。

 

【問題文の絵に見合った英文を書く】という出題は、

例えばこのような絵が出題されたとすると、

・What are they doing?(何してるかな?)
・They are brushing their teeth.(歯を磨いているね。)
・There is a boy.(男の子がいます。)
・He has a yellow cup. (男の子は黄色のコップを持ってるね。)

このように、絵を見て状況を英語で説明する問題がありました。

面接(日本語・英語)

次に面接です。

5年以上前のことですのでちょっとうろ覚えですが…。

履歴書の内容をおいながら、日本語での受け答え、そして英語での受け答えをしました。

志望動機・お給料について・勤務地の希望など。

そして最後に、”Twinkle, twinkle, little star”を英語で歌って終わりました。

子ども英語講師はレッスンで英語の童謡を歌うこともありますので、そのチェックだったのだと思います。

子ども英語講師のお給料は?

子ども英語講師のお給料についてお話します。

これは、どのような雇用形態なのかによっても大きく違います。

私は契約社員のような扱いでの雇用だったので、基本給+レッスンのコマ数、生徒数やレッスンのレベルによっての歩合制でした。初めの1年は、週3日3レッスンずつくらいで、月に10万円ほど。とてもじゃないけど一人暮らしができるお給料ではなく、実家だから生きていけました。(笑)

でも時間の余裕があってプライベートは充実できたし、やりがいのある仕事だったので結果よかったかな。

その後、生徒数や受け持つレッスン数も増え、最終的には週5日(平均4レッスンほど)で15.6万円の収入でした。イベント月や体験レッスンが多かった月は更にプラスされます。

私の勤めていたスクールの講師は、お子さんがいる方も多く、パートのような雇用形態でお仕事をされている方も多かったです。

中には生徒数が多いベテランさんで、収入も多く安定している講師もいました。

しっかりと安定した仕事に就きたい人は、同じ子ども英語講師でも「正社員」としてフルタイム勤務ができるスクールを選択することをおすすめします!


子どもに英語を教える仕事に就くには?

英語を使う職業は本当にたくさんあります。

その中でも、子ども英語講師・児童英語講師と呼ばれる職業は「英語が好き」×「子どもが好き」な人にとっては、とてもやりがいのある仕事です。

 

 

就職活動中の学生さんはもちろん、子供の手が離れた主婦の方も活躍しています。

「子ども英語講師を目指したい!」という人へ、どのような準備をしておくと有利なのかをお話したいと思います。

資格は必要?

結論から言うと、教員免許のように「絶対に持っていないといけない資格」はありません。

しかし、自分のスキルや英語力を表す強みとして、有効な資格をいくつか挙げておきます。

持っていると強みになる資格

・英検(最低でも2級以上)
・TOEICやTOFLEなどの英語力を証明できるもの
・J-SHINE(小学校英語指導者認定協議会):小学校英語指導者資格
・ADP(日本能力開発推進協会):児童英語インストラクター資格
・保育士資格
・教員免許

必要なスキルは?

実際に子ども英語講師として働き、必要だと感じたスキルは以下の通りです。

子ども英語講師に必要なスキル

・難しいボキャブラリーより、簡単できれいな発音
・子どもたちを惹きつける明るさ
・子どもたちに負けない体力
・保護者対応
・色んなタイプの子どもたちを相手にする柔軟性

留学経験がないとダメ?

スクールによっては、「海外留学経験が好ましい」などと明記された採用情報もありますが、絶対条件でないところがほとんどです。

私自身も、「留学経験」でいうと、高校時代のたった1,2か月です。

ですが、留学経験があることは講師になるうえで非常に強みになります。
私の周りには「1~3年留学していました!」という人が多いので、留学経験が少ないことがコンプレックスだったりします。

もし、あなたが学生さんだったり、まだ自由に使えるお金と時間があるのであれば、留学やワーキングホリデーを利用して世界を広げるという経験をおすすめします。

一生の財産になることでしょう。

どんな人に向いてる?

子ども英語講師はこんな人に向いています

・英語が好き&子供が好き
・子どもたちの前で明るくリードできる
・コミュニケーション能力が高い
・やりがいを感じたい
・留学経験、子育て経験を活かしたい
・一人でも頑張れる

 

子ども英語講師は意外と孤独な職業で、レッスン中は明るく元気に華やかな時間を過ごしていても、事前の準備は一人黙々と。とっても地味です。(笑)

けれど、英語を通して子どもたちの成長を傍で見守ることができ、

「先生に出会って英語が本当に好きになりました。」
「大きくなったら先生みたいに英語が話せるようになりたい!」と、その子の人生に「英語」という世界を広げてあげられるのは、この職業ならではだと思います。


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