【英検Jr.オンライン版学習教材】を実際に使ってみました!
英検Jr.をオンラインで受験する場合には、試験対策として公式のオンライン版学習教材をおすすめします。これは「英検Jr.」の試験申し込みの時にセットで買うかどうかも選べるものなのですが、ちょっと案内が分かりづらいので、
「便利そうだけど、なんだかよく分からないし……」
「教材としては良さそうだけど、試験自体はまだ受ける気はないんだよな~」
と、躊躇してしまうこともあるかもしれません。
この記事では、「英検Jr.オンライン版学習教材」について詳しく紹介しています。
子供向け英語教材の開発に携わっていた私が実際に購入し、使用してみました。子供が楽しいと感じる工夫が盛り込んであります!
内容についてはもちろん、購入方法や教材を利用するメリット等も解説していきます。
英検Jr.オンライン版学習教材とは?
英検Jr.オンライン版学習教材というのは、英検Jr.専用の教材です。3歳から中学生まで幅広い年齢を対象にしています。
主に、「英検Jr.のオンライン版を受験する」という子供たちのために作られています。英検Jr.の受験とセットで購入することもできますが、もちろん「教材の方だけ購入」ということも可能です。
※英検Jr.についてはこちらの記事で紹介しています。「オンライン版とは?」なども詳しく説明しています。
英検Jr.を受験する際、オンライン版を申し込む場合は以下3つのいずれかを選んで申し込むようになっています。(専用教材は、英検Jr.公式サイトでは「ラーニング」という名称で価格表に記載されています)
- テスト:英検Jr.受験のみ
- ラーニング:教材のみを買って実際の受験はしない
- フルパック:教材と英検Jr.受験がセットになったもの
教材のレベルも、英検Jr.のグレードに対応しており「ブロンズ用」「シルバー用」「ゴールド用」と選べるようになっています。
英検Jr.オンライン版学習教材「ラーニング」の内容
今回は私、ミトママが「ラーニングのみ」を購入してみたので、教材の中身を感想とともにお伝えしていきます! レベルはBRONZE(ブロンズ)です。
ラーニングには、以下の3つの機能があります。
- ドリル&ゲーム
- もぎテスト
- カードアルバム
順番に紹介していきますね。
ドリル&ゲーム
まずはメインコンテンツの「ドリル&ゲーム」です。
「もののことば(10種類)」「表現(4種類)」を、イラストやゲームを通じて学習します。
好きなテーマを選ぶとドリルが始まります。その中で、好きなイラストをクリックし、英語の音を聞いていきます。ドリルで5単語以上聞くと、英単語ゲームが出来るようになります。
間違えた単語を優先的に出してくれるようになっているので、「ただ遊んで終わってしまった」とならず、効率的な学習が可能になっています。
さらに、この「ドリル&ゲーム」をたくさんこなしていくと、「ボーナスゲーム」も遊べるようになります。
たくさん学習すればボーナスゲームが出来るようになるというところも子供のやる気を持続させる工夫ですね。私も実際ボーナスゲームがやってみたくて夢中でドリルをやりました(笑)
学べる単語・表現
各テーマで学べる単語・表現の数は下記の通りです。
- スーパーマーケット:37語
- 動物園:23語
- 家:34語
- 持ち物:28語
- 数字:29語
- 文房具:20語
- 学校:44語
- 体:19語
- 様子・気持ち:35語
- 場所:33語
- あいさつ:11表現
- せつめい:13表現
- しつもん:14表現
- おねがい:13表現
※ブロンズの場合
全てマスターすると、単語は302語、表現は51種類覚えたということになります。
2020年度からの学習指導要領によると、小学校の間に扱う英単語数は600~700語程度です。ブロンズ用の教材でもこれだけカバーしてくれるのは嬉しいですね。
もぎテスト
一通り「ゲーム&ドリル」で学習をしたら、「もぎテスト」を受けてみましょう! 実際の試験と同じような問題の出し方をしてくれるので、良い練習になります。
もぎテストは各10問で、24回分あります。
1回分(10問)を解き終わると、今回出題されたドリルに戻れるように誘導してくれます。
テストを受けた後は学習意欲が高まっていることが多いものなので、このあたりは良く工夫されているな~という印象です。
カードアルバム
「カードアルバム」というコンテンツもあります。オマケのおたのしみコーナーという感じですね。
「ドリル&ゲーム」「もぎテスト」「本番の試験」で正解するとカードが増えます。その単語カードの音声をいつでも好きな時に聞くことが出来ます。
子供はコレクションするのが好きなので、このカードアルバムを埋めたくて一生懸命取り組んでくれるかも……?
英検Jr.オンライン版学習教材を使用するメリット
専用教材を利用するメリットは、なんといっても「本番の試験形式に慣れることができる」点です。
実際の試験をいきなり受けて、「で、この問題ではどうすればいいの?」と操作方法など英語の知識とは関係ない部分で戸惑ってしまってはもったいないですよね。
また、親の負担が少ないのも良いところです。
教材の漢字には全てふりながが振ってあるため、ひらがなが読めれば一人で学習を進められます。子供には楽しくゲームをしてもらって、その間ママやパパは家事ができますね。
英検Jr.オンライン版学習教材の購入方法・価格
公式ページに行き、画面真ん中あたりまでスクロールすると、「個人でお申し込み」ボタンがあります。そちらをクリックして進んでください。
説明に従って進み、グレードやセット内容を選んで申し込みをします。
価格について
セット内容はもちろん、有効期限でも価格が変わってきます。1か月・3か月・6か月から選ぶことができます。
以下は「ブロンズ」の価格の例です。
フルパック | ラーニングのみ | 英検Jr.試験のみ | |
1か月 | 3,900円 | 2,000円 | – |
3か月 | 5,400円 | 3,900円 | 2,300円 |
6か月 | 7,300円 | 6,000円 | – |
※税込
別々に買うよりはフルパックを買ってしまった方がお得ではあります。
注意点としては「有効期限1か月のフルパック」を購入した場合、1か月以内にラーニングと試験を済ませないといけないので、場合によってはちょっとバタバタするかもしれません。
一応有効期間延長もできますが、それなら最初から長めの期限のものを買ってしまった方が割安になります。
延長料金
1か月 | 3,900円 |
---|---|
3か月 | 5,400円 |
6か月 | 7,300円 |
※税込
期限が切れると受けられないのは試験だけではなく「ラーニング」も使えなくなるので注意してください。(カードアルバム・テスト結果・ラーニングの進み具合は、有効期間後も閲覧できます)
サンプルと体験について
購入前に、サンプルや無料体験があるので実際に試してみてもいいかもしれません。
使用予定の端末で、ちゃんと動作するかどうかの確認も含めてやってみてくださいね。
サンプルではなく「体験」は登録が必要ですが、勝手に課金されたりはしないので安心してください。
英検Jr.オンライン版学習教材はこんな人におすすめ!
英検Jr.オンライン版学習教材は、ゲーム感覚で楽しく語彙を増やすことのできる教材です。つきっきりでサポートしなくても、子供が進んで試験対策をしてくれるので親としても助かります。
そもそも英検Jr.は、小学校の外国語活動(英語)の内容とリンクさせて作られています。実際に試験の方を受けないとしても、学校の勉強の予習・復習として「ラーニングのみやってみる」というのもおすすめです。
「将来的に英検を受験したいけどまずはジュニアを……」と考えている方や、「英検Jr.を含め英語の試験には興味があるけど、勉強も準備もどうしたらいいか分からない」と困っている方は、ぜひ英検Jr.オンライン版学習教材を検討してみてください。基礎的な単語をたっぷりインプットしてくれますよ。
おまけ:紹介動画
全てのテーマ、ゲーム、もぎテストの中身を一通り見てみたいという方は、動画にまとめましたのでご覧ください! 2分半くらいで見れます。