【英語が活かせる職業】どんな種類がある?必要な英語レベルも解説します。
子供に英語を学ばせる理由の一つとして、将来の選択肢を広げてあげたいという思いがあるママも多いはず。
でも実際英語を活かせる職業ってどれくらいあるの?英語力はどれくらい必要?そんな疑問にお答えします。
英語レベル別!英語を使う主な職業
今の時代、英語を使う仕事は非常に多くなってきています。英語を全く扱わない仕事の方が逆に少ないくらいかと。
なのでこの記事で全ての職業をご紹介することは出来ませんが、小学生や将来を考え始める子供たちにもイメージしやすい一部の職業をTOEICの点数を基準とした英語レベル別にわかりやすくご紹介出来たらと思います!
日常会話レベル(TOEIC400〜550点程度)
旅行スタッフ
旅行の日程などを決めるツアープランナーや、旅行先で現地の案内をする添乗員として働く仕事です。
特に添乗員の場合は、旅行先が海外の場合は利用客に代わって現地の人と直接やりとりをすることが多くなるのでTOEIC500点程度の英語力が必要です。
システムエンジニア
システムの設計、開発、運用を行う仕事です。直接英会話をする機会はあまりないですが、プログラミング用語は基本的には英語なので英文の仕様書などをスムーズに解読できる英語力は必要です。TOEIC500点程度の英語力が必要です。
空港のグランドスタッフ
国内線、国際線問わず利用客の離発着案内や搭乗手続きなど空港での仕事内容は多岐に渡ります。英語圏からの利用客に話しかけられた時に相手が伝えたいことを聞き取り、しっかりと返答できるTOEIC550点程度の日常会話力が必要です。
ビジネスレベル(TOEIC600〜750点程度)
貿易事務・英文事務
メーカーや商社などで輸入や輸出に関わる事務作業を行う仕事です。直接海外の取引先と電話対応することもあるのでTOEIC600点以上の英語力が必要です。
海外営業
メーカーや商社などで直接海外に行ったり国際電話を通じて取引先とやりとりをするのが海外営業です。ビジネス会議も盛んに行われるためTOEIC600点以上の英語力が必要です。
キャビンアテンダント(客室乗務員)
CAとも呼ばれる女の子の憧れの職業。フライト中の機内で飲食提供などを行うサービス要員、機内でのトラブルの際に搭乗客の安全を守る保安要員としての2つの役割があります。世界中を飛び回り、多国籍の利用客との会話が発生するのでTOEIC600点程度の英語力が必要です。
子供向け英語講師
オンラインや教室で子供に英語を教える仕事です。扱う英語レベルはあくまで子供向けですが英語での自然なやりとりが出来てこそしっかりとしたレッスンが成り立つので英語力は650〜700点程度必要です。
パイロット
こちらも誰もが憧れる職業ですね。仕事内容は主に飛行機の操縦ですが、その他にも離発着時の管制官とのやりとりなど英語を使う機会が意外に多いです。TOEIC700点程度の英語力が必要です。
ネイティブレベル(TOEIC800〜900点程度)
バイヤー
実際に海外に行って日本で売れそうな商品を発掘し、買い付けてくるのがバイヤーの仕事です。常に英語で交渉をするのでTOEIC800点以上の英語力が必要です。
通訳案内士
通訳案内士は国家資格がないとなれない職業。英検1級を持っていると英語の試験は免除されます。訪日外国人に外国語で日本の案内をしたり、ニュースなどをリアルタイムで伝える同時通訳という難しい仕事内容もあります。
TOEIC850〜900点程度の高い英語力が求められます。
翻訳家
日本語で書かれた本や文書を英語に翻訳したり、その逆も行うのが翻訳家の仕事。動画などの映像の字幕などを翻訳する仕事もあります。書かれている文章を直訳するだけではなく、本来の意図を汲み取ってよりわかりやすい言葉選びを行うことが求められます。TOEIC900点程度の高い英語力が必要です。
国連の職員
国際連合が統括する国際機関で働く仕事です。世界保健機関(WHO)や国連児童基金(UNICEF)など職場は様々です。英語だけではなく2か国語以上話せる人が採用では有利になるようです。TOEIC900点程度の高い英語力が必要です。
まとめ
最初にお伝えした通り、英語力を活かせる仕事はこれ以上にもっとたくさんあります。
私の経験上『英語を使う仕事』という軸で職業を決めるのではなく、まずは『自分がやりたいと思う仕事』という軸で就職をした方が絶対に良いです。
実は私は就職には非常に苦労しました。というのもそれまで英語だけが取り柄のようになっていたので、とにかく『英語が活かせる仕事を探そう』と思って片っ端からメーカーや商社など受けていましたが結局ほとんど内定はゼロ。内定をもらえた会社は『子供』『英語』『教える』というキーワードに当てはまる会社だけでした。
(私の職歴は、英会話スクール運営スタッフ、子供英語講師、子供向け英語教材開発です。)
自分が本当にやりたいこと、向いていることに就活を通して気づけた感じです(^^;)
要は『何をやりたいか』『何に向いているか』を軸にして仕事を決める。それが結果的に英語力が必要だった時のために今から英語力を身につけておくというイメージが良いかと思います(^^)