【子ども向けアニメ『うさぎのモフィ』が英語学習に最適な3つの理由】
子ども向けの英語アニメは大人にとっても、子どもにとっても英語学習に最適です。
最近ではDVD以外にも、HuluやNetflix、Youtubeなど英語のアニメを手軽に楽しめるようになりました。
英語学習ブームもあり、子どもに英語でアニメを見せるお家も増えてきているようです。
小さい頃に育つという「英語耳」を育てるべく、我が家の3人の子どもたちに時々英語でアニメを見せています。
色々検討した結果、英語アニメ入門にとにかくおすすめしたいのが『うさぎのモフィ』です!
「子どもに英語でアニメを見せてみたいけれど、何が良いかわからない」
「効果的な見せ方が知りたい」
『うさぎのモフィ』がおすすめな3つの理由&効果的な英語アニメの観方を元子ども英語講師がお伝えします!
うさぎのモフィはこんなアニメ
小さなうさぎ・モフィとその周りの仲間たちの生活を描いた作品。
「モフィ」はふわふわの小さなうさぎの女の子。耳の中の大きなハートと鼻のまわりのかわいいハート、ふわふわのしっぽがチャームポイント。
キャラクターデザインは、リラックマの作者でもあるコンドウアキさんです。
ゆるくてみんなに愛されるキャラクター、さすがですね!
2008年の絵本発売でデビュー後、20-30代を中心とした大人の女性から共感と支持を集めました。
2012年にはイタリアのスタジオで子供向けにアニメシリーズ化され、2013年~NHKでも放送されました。
今日までに約50ヵ国にて放送されている人気アニメです。
現在は日本のテレビでは放送終了していますが、Youtubeではたくさんのエピソードを見ることができます。もちろん無料なのが嬉しい!
「うさぎのモフィ」が子どもの英語学習におすすめな3つの理由
ではさっそく、うさぎのモフィがなぜ英語学習におすすめなのかをお話していきますね。
子どもにとっても、大人にとっても、本当におすすめの英語教材です。
ストーリーがシンプルでわかりやすい
英語のアニメやドラマ・映画など、映像作品を教材にして英語を勉強する時に重要なのが、「内容がなんとなく理解できるものかどうか」です。
言葉からの情報が少ないため、映像をもとに
「今なんと言っているのか?」
「こういう状況なんだな。」
と推測しながら聞くことになりますね。
この推測しながら聞くことが、言葉の習得にとってとても重要です。
「うさぎのモフィ」はストーリーがとてもシンプルなので、1エピソードの中で何度も同じ単語や表現が繰り返されることが多いので、推測しながら聞きやすいアニメとなっています。
簡単で易しい表現&日常会話にあふれている
「子どもに英語をたくさん聞かせると良い」と言いますが、
もし英語力アップに期待しているのであれば、習得したいジャンルの会話をたくさん聞くに限ります。
ビジネス英語を学びたい人が学園ものの青春ドラマを題材にしたり、日常会話を学びたい人が医療ドラマを題材に勉強するのは、遠回りになりかねません。
「うさぎのモフィ」は動物たちの生活で起こるあれこれをエピソードにしていますので、まさに日常会話にぴったり!
子ども向けのアニメらしい、やさしい表現や簡単な単語がたくさんでてきます。
1話5分がちょうどいい
「子どもに英語のアニメをみせるようにしよう!」
そう意気込んでスタートしても、なかなか簡単にスタートできなかったりします。
「えー!なんで英語なの?日本語にしてよ~。」
「何言ってるか全然わかんなーい。」
初めのうちは、そんな言葉が返ってきて当たり前。
子どもの言葉をうまく聞き流し、めげずに少しずつ生活に組み込んでいくことが大切です。
その点、「うさぎのモフィ」は1つのお話がたった5分!
・おやつタイムにちょっとみせてみる
・朝ごはんを待っている間に
・ゲームの前に
5分なら子どもたちも飽きずに楽しめる長さですし、スキマ時間を有効に使えますね。
うさぎのモフィおすすめエピソード5選!
とにかく、可愛くて、英語も易しくて、子どもにピッタリな「うさぎのモフィ」。
Youtubeでは無料でたくさんのエピソードが見られます!
その中でも特におすすめのお話を、元こども講師であり3児のママである私が、責任をもって選びました!
The Lost Duckling 迷子のあひるちゃん
迷子になったあひるちゃんの家族を一緒に探しに行くエピソード。
あひるちゃんが転んでしまった時、モフィはこんな風に言ってあひるちゃんを抱きあげます。
”Poor thing. It’s okay little duckling. You’ll be alright.”
(かわいそうに。大丈夫よ、あひるちゃん。 大丈夫。)
捜しまわっていると水草の向こうから鳴き声が…!
“Listen! I think your mother is over there.”
(聞いて! お母さんはきっと向こうにいるよ。)
このエピソードでは、pound(池),duck(あひる), mother(お母さん),lost(迷子),sad (さみしい/悲しい)などの単語がたくさん出てきます。
Time for a Bath 森のお風呂
モフィとかえるのケリーが池で体を洗っていると、大工のビーバーが池に飛び込み台を設置しにやってきます。そこへ、泥だらけになったリスたちもやって来ましたが…というお話。
森のお風呂に次々と友達がやってきます。
“Here comes ○○! Hello, ○○!”
(○○が来たよ!やぁ、○○!)
水に濡れるのが嫌で泣き出したリスに
“What’s the matter?”(どうしたの?)
bath(お風呂),wash(洗う),mud(泥),cold(冷たい),I don’t like~(~が嫌い)などの単語が登場します。
Sharing Half はんぶんこ
森で見つけたおいしそうなリンゴでケーキを作ろうとルンルンのモフィ。
お友達のかえるのケリーが、お茶に誘ってくれて…。
“follow me and bring the guitar.”(ついてきて!ギターをもってきてね)
“I want to share.”(わけっこしよう)
“That sounds wonderful!”(それ素敵!)
apple(りんご),acorn(どんぐり),share(わけっこ),song(歌)などの単語がくり返し出てきます。
I’m Not Afraid of Ghosts おばけなんてこわくない
風が強い夜。外の音が怖いモフィは、お友達のかえるのお家へ逃げ込みます。
外にいるのはおばけなの?とても可愛らしいストーリーです。
雲に隠れてしまったお月さまに向かって
“Moon, where are you?”(お月さま、どこにいるの?)
風の音を怖がって逃げてきたモフィを迎え入れてくれた、かえるのケリーがドアを開けて一言。
“Come in!”(さぁ入って!)
このお話では、ghost(おばけ),wind (風),sleep (寝る),morning(朝)などの単語がくり返し出てきますよ。
風の音が怖くて、「本当はおばけなんじゃないかな?」と想像が膨らんでしまうモフィの気持ちに共感できるのか、うちの子どもたちが何度も見たがるエピソードの1つです。
Toothache! 歯が痛い!
歯が痛くなってしまったリスさん。
“My mouth hurts.” (口が痛いよ~)
モフィたちのすすめで、森の歯医者さんへ向かいます。
“Come on! Let’s go to the dentist!”(さぁ!歯医者さんに行こう!)
歯医者さんがリスたちにむかってアドバイス。
“Brush,brush,brush your teeth and brush them very very well!”
(シャカシャカ歯磨きをして、よーくよーく磨くんだよ)
このエピソードは、dentist(歯医者さん),toothbrush(歯ブラシ), toothache(歯の痛み), patients(患者)など、歯医者さんにまつわる英語表現がたくさんでてきます。
また、最後の方でモフィたちが歌う歯磨きソングが、なんともかわいい!
「うさぎのモフィ」は、1エピソード5分のショートアニメなので、子どもに見せるハードルも低く、易しい英語の日常会話に溢れている良質な英語教材です。
Youtubeでは無料でたくさんのエピソードを英語でみることができますので、本当におすすめ!
もちろん、字幕ボタンを押せば英語のセリフも確認できますので、大人のかたが英語の勉強としてみるにもぴったりなアニメーションです。
ぜひ試してみてくださいね!