【インターナショナル保育園】ってどんなスクール?実際に通わせていたママの生の声!
ママにインタビューしました!
今回インタビューにご協力いただいたSママのお子さんR君は小学校入学前まで幼稚園と保育園が一体化されたインターナショナルスクールに通っていたそうです。
R君の現在の年齢を教えてください。
小学2年生(7才)です。
もう小学生なんですね!小学校に入る前はどんなスクールに通っていたんですか?
千葉県にある、リトルガーデンインターナショナルスクールという幼保一体型の園(認可外)に通っていました。
幼保一体型だったんですね〜。何歳から何歳まで通っていたんですか?
1歳5ヶ月〜6歳の卒園するまでの期間、通っていました。
期間は日本の保育園とあまり変わらないイメージですね!そのスクールに通わせようと思ったきっかけは何だったんですか?
そもそものきっかけは、認可保育園に空きがなく、いわゆる待機児童だった時に、近所にたまたま出来たのがインターナショナルスクールだったという理由です(笑)
ただカリキュラムの説明などを受け、小さい頃から自然と英語に触れられるのは魅力的だなとも思いました。
そうだったんですか!きっかけは保育園の空きの問題だったとしても、最終的にはスクールの魅力に感じて入園させたんですね(^^)
ちなみにSママの英語学習経験はどれくらいなんですか〜?
私は小学3年生からECCジュニアで英語の学習を始めました。中学卒業まで教室に通い、その後は国際コースのある高校に進み、英語漬けの毎日を過ごしていました。
また、高校生の時に1年間のアメリカ留学も経験しました。
大学は、取りたい資格があったので英語を主とした科を専攻したわけではないですが、4年間英語の授業が受けられる大学を選びました。私自身は、英語が大好きです。
英語漬けの人生じゃないですか!(^^)
やっぱり親が英語が出来ないとインターナショナルスクールに通わせるのは厳しいですか?
担任の先生が日本語を話せない英語圏の方なので、連絡帳などのやりとりや保護者面談などは基本的には英語で行なっていました。
けれど園長先生をはじめ、サポートしてくださる英語に堪能な日本人の先生も数名いらっしゃるので、英語が苦手であっても特に厳しいことはないのではないかと思います。
ただ、ママも英語が出来た方が先生とコミュニケーションを取る上で楽しいですし、せっかくお子さんをインターナショナルスクールに通わせるのであれば、日本人の先生に頼りきるのではなく、ママも子どもと一緒に学ぶという姿勢があるとより充実したスクールライフを送ることが出来ると感じました。
なるほど!英語力そのものというよりは子供と一緒に楽しもうとする姿勢が大切なんですね。
スクールでの1日のスケジュールってどんな感じだったんですか?
登園
朝の会
歌、ダンスの時間
学習
遊びの時間
昼食
お昼寝
学習
おやつ
読み聞かせ
自由遊び
退園
…ざっとこんな感じだったかと思います。
幼児がこれを全て英語でやっていると思うとすごいですよね(笑)
インターナショナルスクールに通わせてみてよかったことはなんですか?
通わせてみてよかったことは、『日本語』『英語』と意識しないうちから、日常生活の中で自然と2つの言語に触れられたことです。
子どもが、会話の中で日本語でなんという単語かド忘れした時に、とっさに英語の単語が出たことがあったのですが、発音が良く、祖父母が聞き取れずにぽかんとしていました(笑)
また、先生やお友達に外国国籍の方が数名いましたが、それが当たり前という環境だったので、これからも人種や言語の違いで壁を作ったり、差別をしたりという感覚は生まれないのではないかなと思っています。
この2つは、インターナショナルスクールに通わせて本当によかったことです。
とっさに英単語が出るってすごいですね〜。まさにバイリンガルを育てる環境にいたってことですね。
逆に大変だったことはなんですか?
大変だったことは、なんといっても学費です(笑)
保育もお願いしていたので、1番月齢の低い時には月に10万円近くかかっていました。
年齢が上がるにつれ保育料は下がりましたが、保育園のお友達に一人っ子が多かったのは、学費が高かったことと無関係ではないと思っています(笑)
やっぱり学費は高いんですね(^^;)
ちなみにスクールに通い始める前にもR君は英語に触れていましたか?
進研ゼミのチャレンジEnglishという教材で、英語の歌やダンスで遊んだり、短いお話を読んだりしていました。
学習と呼べるかわかりませんが、Eテレの英語であそぼを欠かさず見ていました(笑)
スクールに通い始めたのが1歳5ヶ月だから、それよりもっと小さな頃から英語環境をちゃんと作ってあげていたんですね!
通い始めてから現在までR君の英語力は伸びたと感じますか?
息子はママにラブレターを書いてくれるのが好きで(笑)よく私にお手紙をくれるのですが、その文章が日本語と英語両方で書いてあったりするとインターナショナルスクールで学習したことが身についているんだなと感じます。
また、外国のドラマや映画を観るときはなるべく字幕版を観るようにしているのですが、難しい話でなければ大体の内容は理解しているので、そんな時も我が子の英語力が伸びたなぁと実感できる瞬間です。
すごいですね。うちの息子(3歳)にもいつか日本語と英語でラブレターを書いてほしいな〜(笑)
今は普通の小学校とのことですが、英語力維持のために何か行なっていることはありますか?
現在は自宅学習のみです。
発音のCDを聴いて、発音をまねしながら単語を書く練習をすることと、外国のドラマやアニメ、映画を字幕版で観ることを主に行っています。
私が英語の勉強をしていると、横でまねして喋ったりもしています(笑)
今の英語力は、日常会話のリスニングと簡単な英単語のライティング程度です。自分の言いたいことを英語で伝えることはまだ難しいようです。
例えばI love you, how are you?などの簡単な定型文は書けますが、自分の意思を文章にすることは難しいという感じ。
しっかり自宅でも英語学習は続けてるんですね!
やっぱりママの意識によって子供のやる気も引き出せるんだな〜と聞いていて感じました。
インタビューご協力ありがとうございました(^^)
【補足】インターナショナル保育園ってこんなところ!
Sママもいろいろお話してくれましたが簡単に言うと、インターナショナル幼稚園・保育園は幼児教育や保育を英語で行なっている学校のことです。運営元は日本であったり外国であったり様々。
基本的には日本の幼稚園や保育園の英語バージョンというだけ。日本の学校とインターナショナルスクールどちらにも共通しているのが、幼稚園は14時など比較的早めの時間に終わり、保育園は夕方まで預かってくれるという点です。働くママは夕方まで預かってくれる保育園に幼児を預けることが多いですよね。
Sママが通わせていたインターナショナルスクールには14時に終わる幼稚園もコースがありますが、そこに保育を併用して幼保一体型のコースを選ぶことが出来るようです。週5日、夕方まで預かってくれるコースを選ぶことで働きながら通わせることが出来るんですね。
気になる料金ですが、正直単なる幼稚園や保育園として通わせるには高いです(^^;)でも、一週間のうち5日間は英語が話されている環境で過ごせるというのはとても貴重なこと。確実に短期間で英語力は伸びていきますし、いろいろな先生と触れ合ったり海外ならではのイベントを体験したりする中で国際感覚も養われるでしょう。
そう考えれば決して高いわけではないとは思います。あとは親御さんの気持ち次第ですね(^^)
インタビューを終えて
今回ご協力いただいたSママはとにかくいつも明るくてポジティブ。
英語に対する思いも強く、子供はもちろん自分自身もインターナショナルスクールを楽しんでいたようです。Sママの場合は英語が元々好きだし得意ではありましたが、バイリンガルの日本人の保育士や先生がいるスクールであれば英語が苦手なママでも検討の余地はありそうです。
一番大切なのは、子供と一緒に英語環境を楽しもうとするママの姿勢なんだなと今回のインタビューで感じました(^^)