【英語学童】英語も学べる子ども預かりサービスが増えてきた!

【英語学童】英語も学べる子ども預かりサービスが増えてきた!

共働きの家庭に必要とされることの多い学童保育。放課後や長期のお休みの時期に、まだひとりでお留守番できない子供を両親不在の時間に預かってくれる施設です。

最近では「英語学童」というのものが登場し、注目を集めています。
なんとなく想像がつくような、具体的には分からないような「英語学童」というサービス。

普通の学童とは違うの?
インターナショナルスクールとは違うの?
誰でも入れるの?

など、この記事では英語学童がどんなところなのかを解説しています。
おススメのスクール選ぶときに考えるべきポイントも紹介していますので、英語学童が気になっている場合は参考にしてみてくださいね。


英語学童ってどんなところ?

まずは英語学童とはどのような場所なのかを確認してみましょう。

普通の学童との違い

まず、学童保育というはご存じの通り「小学校の放課後などに子供を預かってくれる施設」を指します。「学童クラブ」「放課後児童クラブ」と呼ばれているところもあります。

宿題のサポートをしてくれたり、おやつの時間があったり、遊びの場を提供してくれたり……細かい部分は施設ごとに異なりますが、基本的には預かりサービスです。

英語学童というのは、預かった子供の面倒を「英語で」みてくれるところです(「アフタースクール」と名前を付けている教室もあります)
基本的には常に英語を使って子供たちとコミュニケーションをとります。ネイティブ、またはバイリンガルの講師が担当します。

英語そのものの指導はない・あくまで使用言語を英語として自然な形で英語を身に着ける」というところもありますし、「英語の勉強もしっかりさせてくれる」という塾に近いサービスをしているところもあります(英語の扱い方の違いについては後ほど詳しく説明します)

英語学童のメリットとデメリット

親がいない間に預かってもらえて、さらに英語にも触れられて良さそう!

そう思って英語学童を検討する人が多いです。

スクールごとに異なってくる部分は多いですが、念のため「英語学童を選んだ場合のメリットとデメリット」を知っておきましょう。

メリット

やはり、メリットとしては「英語教室に週数回行くよりも長く+日常的に英語のシャワーを浴びられる」というところでしょう。ネイティブの方たちが良く使うようなフレーズも自然と覚えられると思います。

また、例えばインターナショナルスクールでは一般的に、両親または本人に一定の英語力が求められます。ですが、英語学童はあくまで「学童」なので入学試験はなく誰でも入れるところが多いです

そして両親の状況による制限についても同じです。民間で運営されている英語学童は「両親とも働いていないと入れない」などの条件はありません。ママが専業主婦でも、利用しようと思えばできます

英語学童の良いところ

  • 英語に触れる時間が長く、効率がいい
  • 基本的には誰でも入れる

デメリット

一方デメリットとして頭に入れておくべきなのは「子供自身のストレス」「費用が高め」といった点です。

英語学童は基本的にはオールイングリッシュで、何時間もそこで過ごすことになります。
幼い子供にとっては「なんで日本語だめなの?」というストレスがのしかかります。そうなると、英語そのものを嫌いになってしまう危険もあります。英語でも楽しく過ごせる子ならいいのですが、ここは個人差があるのでお子さんの性格によってはやめた方がいい場合もあります。

また、メリットのところで触れましたが一般的に英語学童というのは民間で運営されています。そのため「入るのに必要な条件」はありませんが、その分お金がかかります

多くの英語学童の公式サイトでは値段は非公開ですが、私が個人的に調べた感じだと「週3で小1の子を夜7時ごろまで預かってもらう」と月3万円くらいはかかるところが多いみたいです。
英語でもない、公立の学童がだいたい月3,000円~5,000円で利用できることを考えるとかなり高額です。

ただ、最近は公立の学童は定員オーバーで断られることが多かったり、別で英会話教室に通う(かもしれない)ことを考えるといっそ「英語学童」を選んでしまった方が便利なのかもしれません

英語学童の気になるところ

  • 子供の性格によってはストレスになる
  • 費用が高額

英語学童、どこがいい? 選ぶときの注意点

実際に英語学童を選んで入学させる場合には、スクールの特徴をよく見極める必要があります。
主に以下の点を意識して選ぶといいでしょう。

  1. 英語に関する学習内容
  2. 講師について
  3. 送迎の有無、利用時間と費用

英語学童を選ぶからには、英語をどのように扱っているのか、また、講師はネイティブなのかバイリンガルの日本人なのか等も気になるところです。
最後のは英語でない、普通の学童を選ぶ際にもチェックするべきポイントです。

1. 英語に関する学習内容

「普通の学童との違い」で触れた通り、英語学童における英語の位置づけとしては、

  • 英語そのものの指導はなく、あくまで使用言語を英語として自然な形で英語を身に着ける教室
  • 英語の勉強もしっかりさせてくれる教室

の2パターンがあります。

例えば、KidsDuo(キッズデュオ)は前者のパターンで「英語の勉強」という時間はありません。ゲームや音楽、周りとのコミュニケーションを通して自然な形で英語を身に着けるのを目標としています。

後者の「英語そのものの学習にも力を入れている」のは例えばウィズダムアカデミーがあります。
2017年からは、オンライン英会話でおなじみのGlobal Step Academyと業務提携しており、週末にもオンラインレッスンが受講できるなど、かなり「学習」に力を入れた教室です。

自然に英語が身につく方がいい」という人もいれば「せっかく高いお金を払って通うんだから、しっかり教えて欲しい」という人もいます。親として子供に何を望むのか、子供にはどちらがあっているのかを考えて選ぶ必要があります。

2. 講師について

「ネイティブ講師と日本人バイリンガル講師が担当します」という教室が多いですが、中には講師は全員ネイティブというところもあります。様々な国の講師を雇っていることを売りにしている教室もあります。

ですが、実はここで一番気にするべきなのは講師の国籍ではなく「子供にしっかり対応できる講師をそろえているか」という点です

気になる教室があったら、先生の採用基準を確認してみるといいかもしれません。単純に英語ができれば採用なのか、採用後にトレーニングがあるのか、○年以上の教育経験だとか、保育士の資格等が必須なのか……などなど、多くは「よくある質問」のあたりに記載があります。

3. 送迎の有無、利用時間と費用

送迎について

学童に子供を預けるのは、親が仕事をしていて夕方~夜まで預かってほしいからです。必然的に子供が解放されるのは暗くなってからということになります。

仕事帰りに迎えに行けるならいいのですが、そうでない場合は自宅近くまでバスか何かで送ってもらえるのかなどをチェックしましょう。送迎サービスがあったとしても、指定されたバス停が家から遠いとちょっと危ないので、結局そこまでは親が迎えに行くことになるでしょう。

「月謝にプラス◯円で送迎サービスがつけられるよ」という学童がほとんどですが、「この値段を上乗せして送迎をお願いしても、結局バス停まで迎えに行くことになるならいっそ直接教室まで迎えに行く」という考え方もあると思います。

利用時間と費用について

週に何回学童を利用したいのか、何時から何時まで預かってほしいのか、そしてその際の支払額はどの程度なのかもチェックします。

週1から預かってくれるところもあれば、週3以上でないといけないところもあります。基本料金が安く見えても、「◯時以降は追加料金」など、トータルすると結構高くなる教室もあるのでよく確認しましょう。

入会金や、送迎は別料金なのかなども要チェックです。


英語学童 おすすめスクール

英会話スクールに比べると全国展開されているところは多くはありませんが、おススメのスクールをご紹介します。

Kids Duo キッズデュオ

【Kids Duo】ホームページ スクリーンショット
【Kids Duo】ホームページ スクリーンショット

学習塾や幼児教室を手がける「やる気スイッチグループ」が運営するキッズデュオ。 民間学童保育No.1に選ばれた実績を持つ大手スクールです(2018年子供市場マーケティング年鑑より)

英語の勉強をするのではなく、音楽や工作などを通じて自然と英語を身に着けることを目標としています。ネイティブスタッフはもちろん、日本人のバイリンガル講師も常駐しています。

送迎サービス、教室への入退室を親にメールで知らせてくれるシステムなどもあり、安心して利用できます。

対象年齢
年少~
講師
ネイティブ講師 + 日本人バイリンガル講師
最低利用日数
週2回~
預かり時間延長
最長20:30まで
送迎
小学生コースのみ有り
料金(月額)
教室により異なるため要確認

※東京都目白スクールの場合:【小学生コース】36,300円~ / 【幼児コース】26,400円~

公式ページ

Kids UP キッズアップ

【Kids UP】ホームページ スクリーンショット
【Kids UP】ホームページ スクリーンショット

日本語一切禁止のKids UPでは、スポーツや料理などを通し、自然な英語に親しむことはもちろん、英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)についてもしっかり学べるようカリキュラムが組まれています。

小学校までの迎えと、自宅近くまで送ってくれる送迎サービスは無料で利用できます。
子供の様子は専用のマイページから、「写真 + レポート」の形で確認することができるのも嬉しいポイントです。

拠点数(2020年2月時点)は23と多くはありませんが、充実のカリキュラムと安心のシステムが魅力で、近くにあれば見学に行っても楽しそうです。

対象年齢
年少~
講師
ネイティブ講師 + 日本人バイリンガル講師
最低利用日数
週2回~
預かり時間延長
最長20:30まで
送迎
有り
料金(月額)
教室・コースにより異なるため要確認
公式ページ

ウィズダムアカデミー

【ウィズダムアカデミー】ホームページ スクリーンショット
【ウィズダムアカデミー】ホームページ スクリーンショット

2010年にできた「学べるアフタースクール」がテーマの英語学童です。2017年にはGlobal Step Academyと業務提携し、ウィズダムアカデミーの生徒は週末などにもオンライン英会話のレッスン受講が可能となりました

ピアノやバイオリンなどの練習もできる防音室や、広々としたメインルームなど、カリキュラムだけでなく「集中できる環境」にもこだわった教室です。

最長22時まで預かってくれる延長サービスも、仕事の帰りが遅い両親にとっては安心ですね。

対象年齢
3歳~
講師
ネイティブ講師 + 日本人バイリンガル講師
最低利用日数
週1回~
預かり時間延長
最長22:00まで
送迎
有り
料金(月額)
教室により異なるため要確認

※東京都王子校の場合:【小学生コース】14,800円~ / 【幼児コース】17,800円~

東京インターナショナルスクール アフタースクール

【東京インターナショナルスクール アフタースクール】ホームページ スクリーンショット
【東京インターナショナルスクール アフタースクール】ホームページ スクリーンショット

東京インターナショナルスクールの本校は「日本に短期間滞在する外国人の子どもたちのための学校」となっていますが、こちらは日本人の子供たちのためのスクールです。
本校のカリキュラムに日本人の子向けの学習方法を取り入れ、会話や読み書きを習得させていきます。

講師はすべてネイティブで、採用に関しても高い基準を設けています。

対象年齢
年中~
講師
ネイティブ講師
最低利用日数
週3回~
預かり時間延長
最長21:00まで
送迎
教室により異なるため要確認
料金(月額)
教室により異なるため要確認

※東京都南麻布校の場合:42,126円~

Blue Dolphins ブルードルフィンズ アフタースクール

【Blue Dolphins】ホームページ スクリーンショット
【Blue Dolphins】ホームページ スクリーンショット

Blue Dolphins アフタースクールは大阪で13拠点を持っています。

日常英語だけでなく英検・JAPEC・JETなどの検定試験の指導体制も充実しており、しっかり学ばせたいという方に向いています。

多文化教育・理解にも力を入れていて、子供たちの「英語を話せるようになって、海外に行ってみたい」という気持ちを高めてくれます。

対象年齢
年長~
講師
ネイティブ講師 + 日本人バイリンガル講師
最低利用日数
週1回~
預かり時間延長
最長20:00まで
送迎
有り
料金(月額)
教室により異なるため要確認

まとめ

放課後の時間を有効活用することができる、魅力満載な英語学童(アフタースクール)。

英語が身近になることで、子供たちが英語へ関心を持つ良いきっかけになるかと思います。家庭のニーズにピッタリ合えば、とてもおすすめです。

今回紹介した学童で気になるところがあればぜひ、無料体験資料請求をしてみてくださいね。


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